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「市場価値171億円に高騰」レアルが狙うMVPドリブラー、いぶし銀化した「右サイドの暴れん坊」って誰?〈識者が選ぶセリエAベスト11〉 

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弓削高志

弓削高志Takashi Yuge

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photograph byClaudio Villa/Getty Images

posted2022/06/09 17:01

「市場価値171億円に高騰」レアルが狙うMVPドリブラー、いぶし銀化した「右サイドの暴れん坊」って誰?〈識者が選ぶセリエAベスト11〉<Number Web> photograph by Claudio Villa/Getty Images

ミラン優勝で大喜びの(左から)ラファエル・レオン、ブラヒム・ディアス、テオ・エルナンデス

 所属クラブで10年目を終えたベラルディや8年目だったブロゾビッチのように、今季のセリエAでは腰を落ち着けて蓄えてきた経験や能力が実を結んだ。惜しくも選外にしたものの、インテルでの4年目を終えたFWラウタロ・マルティネスや通算6年を過ごしたFWペリシッチもその中に含まれるだろう。

指揮官ピオリが象徴する「セリエAの潮流」とは

 苦節の末ついに頂点をつかんだ指揮官ピオリにも象徴されるように、21-22年のセリエAは「地道な継続が勝利したシーズン」だったといえるのではないか。

 来季はインテルの逆襲なるか。2季優勝から遠ざかったユベントスの捲土重来に、それぞれ指揮官が2年目を迎えるローマ2強やナポリの南部勢の巻き返しはあるか。来たる22-23年シーズンが楽しみでならない。

<ブンデス編に続く>

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