酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
〈佐々木朗希は交流戦どうなる〉「ここ5年のチーム・選手成績」を調べると… “首位”ソフトバンク貯金21、最下位や最多本塁打は?
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byNanae Suzuki/Hideki Sugiyama
posted2022/05/24 11:06
交流戦に強い丸佳浩と、今季大注目の佐々木朗希。巨人vsロッテで実現なるか
パでは絶不調だった主軸打者に当たりが戻ってきた
〇パ・リーグ
オリックス5試4勝1敗0分 率.800
ロッテ6試4勝2敗0分 率.667
ソフトバンク5試3勝2敗0分 率.600
日本ハム5試3勝2敗0分 率.600
西 武5試1勝4敗0分 率.200
楽 天6試1勝5敗0分 率.167
オリックスは中軸・吉田正尚を欠きながら先発陣の踏ん張りで4勝。ロッテも佐々木朗希などの活躍でこれに次ぐ。首位を快走していた楽天はオリックスに3連敗するなど1勝どまりだった。
・個人打撃成績10傑
マーティン(ロ)21打6安3本5点1盗 率.286 RC5.99
高部瑛斗(ロ)24打9安1点1盗 率.375 RC4.489
島内宏明(楽)21打7安1点 率.333 RC4.25
中川圭太(オ)20打7安1本6点 率.350 RC4.22
野村佑希(日)14打7安2点 率.500 RC4.22
宗佑磨(オ)19打8安1点1盗 率.421 RC3.80
万波中正(日)18打6安2本6点 率.333 RC3.76
辰己涼介(楽)20打7安 率.350 RC3.64
グラシアル(SB)20打8安2点 率.400 RC3.63
杉本裕太郎(オ)17打6安1本2点 率.353 RC3.59
絶不調だった主軸打者の復活が目立つ。5月1日に登録抹消されたロッテのマーティンが最多の3本塁打に5打点の活躍。打率1割台前半だった昨年の本塁打王、オリックスの杉本も復調。打点はオリックス中川、日本ハム万波の6が最多で、盗塁は13人が1盗塁だった。
・個人投手成績10傑
與座海人(西)1登8回 責0率0.00PR2.48
田嶋大樹(オ)1登1勝7回 責0率0.00PR2.17
小島和哉(ロ)1登7回 責0率0.00PR2.17
東浜巨(SB)1登7回 責0率0.00PR2.17
上沢直之(日)1登1勝7回 責0率0.00PR2.17
エンス(西)1登1勝7回 責0率0.00PR2.17
山本由伸(オ)1登1勝5回 責0率0.00PR1.55
阿部翔太(オ)3登1H4回 責0率0.00PR1.24
石橋良太(楽)3登1H4回 責0率0.00PR1.24
山岡泰輔(オ)1登3.2回 責0率0.00PR1.03
涌井秀章(楽)1登3.1回 責0率0.00PR1.03
西武の與座が17日のソフトバンク戦で8回零封も勝ち星がつかず。7回零封が5人。前週ノーヒットノーランの東浜は今週も7回零封だった。救援ではロッテの益田直也、ソフトバンクのモイネロ、オリックスの平野佳寿が2セーブ、オリックスのビドル、ロッテのゲレーロ、ソフトバンク嘉弥真新也が2ホールドを挙げた。
日本ハム宮西が“救援だけで800登板”の大記録
<達成記録>
打者
・柳田悠岐(SB)1000三振
5月20日ロッテ戦 史上73人目
・西川遥輝(楽)1000三振
5月21日オリックス戦 史上74人目
投手
・宮西尚生(日)800試合登板
5月21日 西武戦 史上8人目
宮西は2008年のデビュー以来一度も先発することなく、すべて救援で800登板に到達した。