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3億円大減俸の松田宣浩「悪あがきしたっていいでしょ」原監督「巨人の伝統を…」 立浪新監督や杉谷拳士も“2022年の逆襲”なるか
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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posted2022/01/02 11:04
巨人・原辰徳監督とソフトバンク松田宣浩。2020年のリーグ王者は巻き返しを図るシーズンとなる
阿部慎之助、桑田真澄、元木大介ら“生え抜き勢”の責任を明確化するとともに、ファームでは川相昌弘や駒田徳広といった、他球団を経験したOBを迎えた。
「彼らは他のチームに出たり、色々な経験をして苦労もしてきた。そういうOBがまたジャイアンツに戻るというのは、僕は理想型だと思います。それで再び若い選手を指導し、ジャイアンツの伝統を正しくつなげていく。それはとても重要なことですね」
巨人は菅野智之、坂本勇人が30代となり、新たな力の台頭が必須だ。FA補強を控えた今オフ、現有戦力の底上げを果たせるか。
エンターテイナー杉谷は新庄監督のもとで……
<名言4>
僕自身も見つめ直すところ、見つめ直さないといけない部分が多くありました。
(杉谷拳士/NumberWeb 2021年12月4日発売)
https://number.bunshun.jp/articles/-/850977
◇解説◇
新年1月2日、野球界の“トレンド”と言えば、例年は杉谷拳士だった。お正月のスポーツ特番で、お笑い芸人顔負けのセンスで笑いを取る姿に、多くの野球ファンが楽しんできたことだろう。
しかし2022年、そのような杉谷の姿はないという。なぜならビッグボスこと新庄新監督が、杉谷に今オフの“バラエティー番組出演NG”を通達したからだ。
杉谷は2021年こそ振るわない成績に終わったものの、内外野ほぼすべてのポジションを守れる有用性と、左右両打席で意外性のあるパンチ力とバントなどの小技など、バイプレーヤーとして欠かせない存在だ。
実際、杉谷の代わり……いや、それ以上に引っ張りだこの新庄監督も出演したテレビ番組で「僕に任せて、あなたは野球に打ち込みなさい」と語っていた。ビッグボスの期待に応えて、グラウンド内でエンターテイナーぶりを発揮する2022年にしてほしいところだ。