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〈イラスト〉「麻也&うっちー」はやっぱり仲良し、久保建英や遠藤航を“ウチの子”気分で応援…「Jサポ漫画家が描く東京五輪エモいシーン」
posted2021/08/18 17:00
text by
千田純生JUNSEI CHIDA
photograph by
JMPA/Junsei Chida(illustration)
東京五輪世代の戦いが終わり、Jリーグやヨーロッパ各国リーグでの戦いがすでに始まっています。それでもこの夏の若き日本代表が見せた戦いは、非常に鮮烈な印象を残してくれました。Jリーグ大好きな人間としての視点で、この6試合をイラストに残しておきたい……ということで3枚を描きました。
(1)推しクラブの選手が代表戦に出ると、やっぱり楽しい
ここ近年、サッカー界のスケジュールは非常にタイトになっています。で、Jリーグで愛するクラブがあるサポーターの方々だと共感してくれるかと……ですが、「活躍してほしい」という気持ちとともに「ケガなく無事に帰ってきてほしい」という思いも芽生えるのは事実でした。
でも今回のU-24日本代表の戦いを見ていると、前者の気持ちの方が日に日に強くなっていったなあ……と感じています。
僕は横浜F・マリノスを熱烈に応援しているので、もちろん前田大然選手の活躍を祈っていました。そればかりでなく「推しクラブに在籍してくれた現・海外組」の久保建英選手と三好康児選手も現所属選手と同じくらいの熱量で応援していました。
久保選手は2018年8月からの4カ月、三好選手は2019年開幕から夏までの約半年間だけの在籍でした。正直、他クラブに在籍する際は「どうか早く海外に……」と祈る感じでしたが(笑)、実際にマリノスの一員としてプレーする2人の姿は本当に頼もしかったですし、彼らの活躍が2019年のJ1制覇につながっていると考えると、感謝ばかりです。
もちろん長期間所属したFC東京や川崎、札幌の各サポの方々は、さらに感激もひとしおでしょうが、うれしさを共有できるのはJリーグならではなのかも、です。
浦和サポの妻で言えば橋岡大樹選手。出場停止の酒井選手に代わって右サイドバックを務めた橋岡選手ですが、もともと浦和の下部組織育ちで明るいムードメーカー。そんな橋岡選手、明らかにクロス精度も1対1の強さもアップした! と大いに喜んでいました。