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8.22甲子園決勝の舞台にたどり着くのは? 女子高校野球誕生から24年、現役選手や監督たちの「驚き」と「喜び」 

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高木遊

高木遊Yu Takagi

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posted2021/07/25 06:00

8.22甲子園決勝の舞台にたどり着くのは? 女子高校野球誕生から24年、現役選手や監督たちの「驚き」と「喜び」<Number Web> photograph by Yu Takagi

春の選抜大会で準優勝した履正社高校の主将・花本穂乃佳(3年外野手)。史上最多の参加となる40校の中から甲子園の舞台を目指す

 全国高等学校女子硬式野球選手権大会(兵庫県丹波市)の戦いは、すでに24日から始まっている。8月1日に予定される準決勝で、史上最多の参加となる40校の中から甲子園の舞台に立つ2校が決まる。

 全日本女子野球連盟の山田博子会長は、存分に楽しんでほしいとエールを送る。

「昨年は新型コロナ禍で全国大会ができなかった。それが今年は甲子園の舞台も用意されるので、思いがより詰まった大会になると思います。でも気負いせずに、いつものように楽しんで野球をやって欲しいです。あの笑顔や元気って人に何かを与えてくれるものだと思うので」

 履正社の4番・捕手である山本一花も「自分のためにだけする練習は苦しいけど、両親や先輩など誰かのためにと思えると頑張れました。勝ち負けよりも、一生懸命やる姿が誰かに届くと思うので最後まで笑って戦い続けたいです」と高揚感を持ってにこやかに話す。

 甲子園の舞台にこの夏新たに吹く風は、日本の野球界を新たなステージに押し上げてくれる可能性やメッセージ性が十二分に秘められている。

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