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久保建英、必死の守備と突破が実らずイラ立ち…相手が同情? 乾・武藤も直面する残留争い最終盤と序列の厳しい現実【激写】 

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中島大介

中島大介Daisuke Nakashima

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photograph byDaisuke Nakashima

posted2021/05/16 11:03

久保建英、必死の守備と突破が実らずイラ立ち…相手が同情? 乾・武藤も直面する残留争い最終盤と序列の厳しい現実【激写】<Number Web> photograph by Daisuke Nakashima

セルタ戦で途中出場した久保建英。出番が限られる中で必死のプレーを見せている

ドリブル突破ならず悔しがる久保、必死の守備も

 テクニカルスタッフからの指示の後、ボルダラスからも直接指示を受ける久保。後半15分からの出場と、比較的長いプレー時間を得ました。

 出場早々、右サイドに張る久保にボールが入りました。2人に囲まれながらも強引に突破を図りましたが、タッチラインをボールが割ってしまいました。悔しそうな表情の後、気合の入った鋭い視線が印象的でした。それでもこの日は、何度も前を向いてボールをボールを持つ機会があり、積極的に突破をうかがっていました。

 無観客のバライドスのゴール裏の客席は外されたままになっていました。久保は守備面ではファール覚悟でボールを奪いに行く場面も見受けられました。

 サイドでボールを要求し、仕掛けようとする場面も。一方でカウンター時、中央でボールを受ける際にマタからのボールが後ろにずれたため、2人でプレーを擦り合わせていました。

 左サイドに開きボールを受けた久保から、ペナルティーエリア内へグラウンダーのパス。そのまま久保は折り返しを受けるためにランニングでペナルティーエリア内に突入。ボールを要求するも、久保の元にボールは返ってきませんでした。

 ククレジャのペナルティーエリア内突入のシーン。審判は腰を落としてしっかりプレーを見分けようとしています。ククレジャからのボールがセルタ選手の腕に当たりましたが、リフレクションだったので、PKの笛は鳴りませんでした。ヘタフェ選手が主審に詰め寄りますが、審判の判断ははっきりしていました。

【次ページ】 まさかの試合終了に苛立ちを見せて……

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