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CL決勝進出マンCに“ネイマール2世”と“ブラジル版ポグバ”が加入へ… ペップも惚れた17&18歳の「宝石」ぶりとは 

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沢田啓明

沢田啓明Hiroaki Sawada

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posted2021/05/06 11:02

CL決勝進出マンCに“ネイマール2世”と“ブラジル版ポグバ”が加入へ… ペップも惚れた17&18歳の「宝石」ぶりとは<Number Web> photograph by Getty Images

ブラジルが生んだ新たな才能のカイッキ(右)。同じくマンチェスター・シティに加入濃厚と言われるメッチーニョとともにさらなる成長を果たせるか

かつてイングランドは「ブラジル人の墓場」だったが

 かつて、イングランドは「ブラジル人選手の墓場」と言われた。それは、ブラジルとは言語、気候、国民性、プレースタイルが大きく異なり、ポルトガル、スペイン、フランスといったラテン系諸国と比べると適応が格段に困難だったから。

 それでも、MFジュニーニョ・パウリスタが1990年代後半から2000年代前半にかけてミドルスブラで活躍したのを皮切りに、2013年から2018年までフィリペ・コウチーニョがリバプールで、2018年から現在までCFリシャルリソンがエバートンで、ボランチのファビーニョがリバプールで存在感を発揮。ブラジル人選手は苦手意識が薄れつつある。

 カイッキとメッチーニョは、いずれも素晴らしい潜在能力の持ち主であるのは間違いがない。ただ、現時点ではトップチームでの試合経験があまりにも少ない。今年末までフルミネンセで多くの試合に出場して経験を積み、来年以降の欧州での生活とプレーにスムースに適応すべくあらゆる準備をしておかなければなるまい。

 とりあえず、今年末までに2人がどこまで成長を遂げるかに注目したい。それは、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ決勝進出を果たしたグアルディオラ監督らマンチェスター・シティ関係者も同様のはずだ。

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