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強すぎフロンターレの数字をリバプール&マンC、全盛バルサと比べても違和感がない衝撃 

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斎藤純

斎藤純Jun Saito

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posted2020/10/21 11:02

強すぎフロンターレの数字をリバプール&マンC、全盛バルサと比べても違和感がない衝撃<Number Web> photograph by Getty Images

とにかく強いフロンターレ。2年ぶり3度目のJ1制覇はすでに目前だ

1試合平均ペースにならすと……

 あのジュビロがかすんでしまうほどの驚愕の数字が並ぶ。ここで挙げた5つのリーグは、J1と同じ34試合制のブンデスリーガを除いては年間38試合であるため、1試合平均ベースにならし、今季のフロンターレ(24試合消化時点)を組み込んでみた。

ユベントス(13-14)
勝ち点2.684、得点2.105、失点0.605
バイエルン(12-13)
勝ち点2.676、得点2.882、失点0.529
レアル・マドリー(11-12)
勝ち点2.631、得点3.184、失点0.842
バルセロナ(12-13)
勝ち点2.631、得点3.026、失点1.052
マンチェスター・シティ(17-18)
勝ち点2.631、得点2.789、失点0.710
パリ・サンジェルマン(15-16)
勝ち点2.526、得点2.684、失点0.500
川崎フロンターレ(2020)
勝ち点2.708、得点2.833、失点0.791

 遜色ないというべきか、違和感が、ない。全くない。

 フロンターレの勝ち点ペースは38試合制に換算すると年間102.91となる。

 マンチェスター・シティがプレミアリーグ新記録の勝ち点100を達成した当時、MFケビン・デブライネは「勝ち点100はとても特別なもの。3桁の勝ち点を再現することはとても困難で、これを成し遂げるのは特別なことだ」と語っていたわけだが、今年のフロンターレはその特別な領域に挑戦できるだけの数字を残しているのだ。

野暮な突っ込みを許さないほどに強い

 「強さ」を説明するのは往往にして難しい。サッカーの内容は「攻撃的」だとか「守備的」だとか「魅力的」だとか、知らない立場からすると時として抽象的な言葉で表現されたりもする。

 Jリーグ史上最強と名高い2002年のジュビロも、年間勝ち点74を積み上げた2015年のサンフレッチェも、2016年のレッズも、確かに強かった。素晴らしいサッカーで見る者を魅了し、相手に白旗を掲げさせていた。

 ただ、普段Jリーグを見ていない人たちに“どれだけ強いのか”を説明するのが難しいこともあった。

 最多勝ち点? それってどのくらい凄いの? という感じだ。

 しかし今年のフロンターレは、そんな野暮な突っ込みを許さないほどに強い。ここまで4度「圧倒的」という形容詞を用いてきたが、分かりやすく強すぎる。

 なぜこれほどまでに強いのか、それは実際に試合を見て確認してほしい。きっとそこには、「やっぱり強い」川崎フロンターレがあるはずだ。

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