ゴルフPRESSBACK NUMBER
渋野日向子メジャー第2戦を終えて「ベッドにダイブしたい」絵に描いたようなゴルフから一転……
text by
南しずかShizuka Minami
photograph byUSA TODAY Sports/Reuters/AFLO
posted2020/09/15 08:00
初日を「今年一番良いゴルフができた」と振り返るほど、“重圧”から解放されたように見えた渋野。
優勝は初メジャー制覇のイ・ミリム
試合はリーダーボードにはトップ選手の名前がズラリと並んだ。4日間ずっとほぼ無風だったことも影響したのか、全英女子のように日替わりでツアー未勝利の選手がトップに駆け上がることなく、実力者たちの健在ぶりが目立っていた。
優勝は15アンダーの29歳のイ・ミリム(韓国)。ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、ネリー・コルダ(アメリカ)とのプレーオフ1ホール目でバーディパットを沈めて、歓喜の涙を拭った。米ツアー4勝目が初めてのメジャー制覇となった。
メジャーの熱気が冷めやらぬまま、今週は「キャンビア・ポートランドクラシック」が開催される。米ツアー1年目の河本、スポット参戦の渋野にとって初めてのコースである。畑岡は「調子が上がってきているので、優勝目指して頑張りたいです」と意気込んだ。
秋の熱戦は、まだまだ続く。