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モドリッチに神様は再び微笑むのか。
「世界No.1」であり続ける難しさ。 

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茂野聡士

茂野聡士Satoshi Shigeno

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posted2019/12/19 20:00

モドリッチに神様は再び微笑むのか。「世界No.1」であり続ける難しさ。<Number Web> photograph by Getty Images

エル・クラシコではベンチスタートとなり、10分程度の出場となったモドリッチ。スコアレスドローの戦況を変えるには少し短すぎた。

脇役に甘んじたバロンドーラー。

 ジダン監督のコメントを見ると「誰もがいいプレーをした。あまり出場機会がないベイルは素晴らしいプレーをしたし、クロースとフェデは良いポジションを取ってくれた。ラファ(バラン)、セルヒオ・ラモス……全員だ」と称えている。

 この日のクラシコに判定があるなら、僅差でマドリーに軍配が上がった内容だと思うし、それを導いたジダンの手腕もさすがと感じた。ただこの日“脇役”に甘んじたモドリッチに、もう10分くらい長くプレータイムを与えてあげられなかったか、という個人的な思いも頭をもたげる。

 ソシエダ戦で見せたプレーをみれば、まだまだ下り坂になったわけではないはず。バロンドールという幸福を味わった分だけ、そのツキが2019年にめぐってこなかっただけ――だからこそ2020年のモドリッチに、再びサッカーの神様が微笑んでほしい。

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