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原辰徳インタビュー(2)坂本勇人、
岡本和真への「非情采配」の真意。

posted2019/09/10 11:00

 
原辰徳インタビュー(2)坂本勇人、岡本和真への「非情采配」の真意。<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

真剣な眼差しで練習を見る原監督。同一球団でブランクを空けて3回開幕から監督を務めるのは史上3人目だ。

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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Hideki Sugiyama

 4年連続で優勝から遠ざかっているチームをV字回復させて優勝争いへと引っぱる巨人・原辰徳監督のロングインタビュー第2回。今回はチームを動かすきっかけとなった岡本和真内野手の「4番降格」と坂本勇人内野手への「バント指令」という2つの用兵と采配について、その意図を聞いた。

――今季の選手起用で印象に残っていることがいくつかあります。その一つが7月27日の阪神戦(東京ドーム)で岡本和真選手の打順を4番から7番に下げたことでした。まず岡本選手の現状をどう感じていますか?

「岡本ねえ……。岡本も安定感という点では、やや、もう少し高いところでの安定が欲しいけどね。しかし彼はケガをしない。しかもファースト、サード、レフト、この3つのポジションを何の文句も言わずにきちんと守りきってプレーできる。これはものすごく大きいですよ」

3割、30本、100打点は打者として最高の数字。

――バッティングは?

「徐々に上がってきていると思います。僕は3割、30本、100打点というのはバットマンとしては最高の数字だと思っている。僕自身は去年、ほとんど彼の打席というのは見ていないんだけど、その最高の数字を彼は去年、成し遂げているわけですよ。だから僕には尊敬という言葉でしか、彼を見る目はないわけ。でも、キャンプの頃からシーズン当初はね『うーん、うーん』とね。彼自身も色々と迷いがあったかもしれない。しかし3割、30本、100打点を打ってきている人だから、とある意味、打順に関しては何もいじらなかった。でも、やっぱり(去年とは)違ってきているなと」

――4番を外した意図は?

「やっぱり技術が足りないということですよ」

【次ページ】 「いまここで言っちゃったけどね」

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