“ユース教授”のサッカージャーナルBACK NUMBER
「大迫半端ないって!」に新証言。
もうひとりの「中西」に直撃取材!
text by
安藤隆人Takahito Ando
photograph byTakahito Ando
posted2018/12/10 08:00
練習で真っ黒に日焼けした笑顔も眩しい、爽やかな“もう1人の中西”規真。いつかまた大迫と対戦できる日を夢見る。
あの言葉はみんなの気持ち。
取材での楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
最後に規真は笑顔でこう語ってくれた――。
「(中西)隆裕さんのあの言葉は、隆裕さんだけがそう思っていたわけではなくて、僕ら全員がそう感じていた、ということ。
当時の僕らは堅守で勝ち上がっていったチームやったのに、まさか6点もやられるとは思わなかったので。まさか『またまたまたまた2発』やられるとも思っていなかった。
だからこそ、負けた悔しさ以上に、素直に大迫選手のことを凄いなと思えた。
自分たちのことを全部やりきった感が半分、大迫凄かったなという気持ちが半分で、あの雰囲気になったんです。
『やっぱり大迫って凄いんやな!』と素直に思った僕らみんなの気持ちを代弁したのが、隆裕さんのあの言葉だったんですよ」
Number967号「日本代表 僕らの時代」では、この記事の筆者・安藤隆人氏が大迫勇也のルーツを探訪した「大迫勇也のハンパない伝説」という記事を収録! 他にも南野拓実や堂安律のインタビュー、“レジェンド”川口能活の特集記事など盛りだくさんです! 是非ともお手元に一冊!