話が終わったらボールを蹴ろうBACK NUMBER
鹿島5連勝をもたらした“臨時CB”。
三竿健斗、全ては中盤で輝くため。
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph byJ.LEAGUE PHOTOS
posted2017/07/07 08:00
大岩監督から高く評価されている三竿。兄の雄斗とともに常勝・鹿島のワンピースとして実力を育んでいる。
「うさぎと亀」ではないが、最後は自分が成功を。
「同年代の選手はもう海外に行ったり、代表に入ったりしているんですが、もちろん負けたくないという気持ちが強いです。でも、今は鹿島でスタメンを取ることを目標にして、1歩ずつ追い付いていければいいかなと思っています。鹿島でレギュラーを取れれば自然と代表にもつながると思うんで」
「うさぎと亀」ではないが、最後は自分が成功してやる、という思いが伝わってくる。
「今日の反省を生かしていけば、これからもっと良くなると思います。とにかく失敗してもいいからどんどんチャレンジしていきたいと思います」
鹿島の明日を担う新星は、まだ21歳。いろんなことを割り切りながら徐々に本領を発揮しつつある。