錦織圭、頂への挑戦BACK NUMBER
フェデラー、アガシも錦織圭に夢中!?
世界的人気の、その“キャラ”とは。
text by
山口奈緒美Naomi Yamaguchi
photograph byHiromasa Mano
posted2015/06/17 10:40
超イージーショットをミスした時の、錦織お決まりのポーズ。なぜ腹を出すのか……それは本人にしか分からない。
全英オープンでもエキサイティングな試合を。
そんな日本のヒーローを追って日本のメディアが大挙して乗り込んだパリの喧騒は、じきにウィンブルドンへと舞台を移す。
外部の目にはかなり異様に映っているらしい日本人集団についても、「プレッシャーでは?」と英語で聞かれた錦織は、「確かにちょっと異常な数。でも、日本のメディアからもファンからもプレッシャーを感じているということはない。たくさん応援してもらうことは、プレッシャー以上にエキサイティングだと感じています」と答えた。やっぱり、頼もしい“ナイスガイ”。
さて、苛酷なクレーシーズンを今年はケガなく戦い抜いた錦織も、心身は相当疲れているに違いない。
燃えるような赤土に慣れた目を癒すような芝の緑、その優しい香りが、せめて五感のリフレッシュになればと願う。