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<五輪代表連続インタビュー#7> MF・山口螢 「自分たちはまだまだ甘い」
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph byNanae Suzuki
posted2012/03/12 10:30
セレッソ大阪のU-18時代にはFW起用もあったほど、攻撃力も十分備えている山口螢。アジア最終予選の最終戦となるバーレーン戦を前にして「攻撃のバリエーションをもっと増やしていきたい。ボランチとしてはもっと前に行けたらと思います」と語っている。
◆◆ 山口螢を知るための7つの質問 ◆◆
<質問1> 誰かに成り代われるとしたら誰になりたい?
「日本だとキヨ(清武弘嗣)君、(香川)真司君。海外だとシャビとかセスク。攻撃的な選手がいいですね」
<質問2> チームメイトに求めることは?
「代表はもっと気持ちを出して激しくいくことですね。セレッソでは言うことないです。バンさん(播戸竜二)がいるので(笑)」
<質問3> 自分の性格で直したいところは?
「人見知りなところです」
<質問4> 年俸500万で海外のビッグクラブ、2億円で中国からのオファーが来た。どちらを選ぶ?
「それはビッグクラブですよ。質が違いますからね」
<質問5> ある大会の準決勝、相手の決定機で止めなければ同点、止めればイエローの累積で決勝は出場停止。どうする?
「止めます。チームの勝利が一番なので。決勝は仲間に託します」
<質問6> 早婚派? それとも晩婚派?
「早くしたいです。ちなみに彼女募集中です」
<質問7> U-23日本代表をひと言で言うと?
「可能性のあるチーム、ですね」
山口螢(やまぐちほたる)
1990年10月6日三重県生まれ。セレッソ大阪にはU-15から所属しており、U-18時代にトップチームへ。2010年にはU-21日本代表としてアジア競技大会で日本初となるサッカーでの金メダル獲得。扇原貴宏とは五輪代表でダブルボランチを組むことも。173cm/72kg