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「ワタルのケガは残念。でも日本代表は良いチーム」ロバートソンが笑顔で日英メディアに回答…「日本のレベル高すぎた?」にスコットランド監督もホンネ
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byCraig Williamson-SNS Group/Getty Images
posted2026/04/04 17:02
リバプールでおなじみのロバートソンもスコットランド代表監督も日本代表に敬意を称した
「本当に良いチームだよ。質の高い選手が揃っていて、お互いのためにとても激しく走って戦う。それが明確に伝わってくるんだ。明日は難しい試合になるだろうね」
そして、日本のメディアからリバプールのチームメイトである遠藤航――翌日のスコットランド戦を現地観戦していた――について質問が飛ぶと、ロバートソンは少し残念そうな、しかし温かい笑顔を見せた。
「正直、招集メンバー外となったのは残念。試合の組み合わせが発表になったとき、2人でとても盛り上がったんだ。でもその後、ワタルが怪我をしてしまって……残念だったよ。でも試合についていろいろ冗談を言い合っていたんだよ」
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遠藤とロバートソンらがクラブでどれほど良い関係を築いているかが垣間見えた瞬間だった。
マクトミネイらの決定機を防がれた敗戦後…
迎えた一戦。スコットランドは前半9分にスコット・マクトミネイ(W杯出場を決めるデンマーク戦での芸術的オーバーヘッド弾は現地で崇拝されていた)、さらに後半10分にロバートソンがそれぞれ決定的なシュートを放ったものの、GK鈴木彩艶のビッグセーブによってゴールネットを揺らせなかった。全体的に固い試合展開となる中で、終盤に入って日本の森保一監督は堂安律や鎌田大地、上田綺世ら主力級を投入しつつ、3-1-4-2の攻撃的システムに変更する采配が功を奏し、伊東純也の決勝ゴールが生まれて1−0で日本が勝利を収めた。
試合後の会見場、森保監督のインタビューが終わった後、スコットランドのスティーブ・クラーク監督が登場すると、なんとも言えない空気に包まれていた。W杯を控えた重要なウォームアップマッチでの敗戦。バグパイプを使用したチャントで声援を送っていたスコットランドのサポーターだが、伊東の先制ゴールが生まれた後半39分以降は席を立つファンが増え、タイムアップ後には容赦ないブーイングが起きた。
「スティーブ、一部のファンはかなり不満そうでしたが、それに驚きましたか?」
試合後、記者の問いかけに対し、スティーブ・クラーク監督は短く、しかしはっきりと答えた。
「ああ。そして、正直に言ってがっかりした」
味方サポのブーイングに監督タメ息
さらに記者が食い下がる。
「親善試合であり、数カ月後にはワールドカップを控えていることを考えれば、もう少し理解してもらえることを期待していましたか?」
クラーク監督はため息をつくように言った。

