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「じつは親も来ていたので…」ブライトン三笘薫“スーパーゴールのウラ側”、現地記者が初めて聞いた“両親の話”…極めて珍しい「三笘がシャウトする」瞬間も
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田嶋コウスケKosuke Tajima
photograph byAFLO
posted2026/01/09 17:00
1月7日マンC戦。後半15分、スーパーゴールを決めた三笘薫(28歳)
なおこの試合には、三笘の両親がマンチェスターまで応援に駆けつけていた。「親も来ていたので、いい試合になりました」と三笘。試合前、両親がブライトンにある三笘の自宅を訪れており、しばしの一家団欒を楽しんでいたという。また実兄で俳優の結木滉星も、年末年始にかけてブライトンまでやって来ていたようだ。今回のゴールが、最高の親孝行になったのは間違いない。
オランダ代表DFとジョークも…「ちょっと言えないです」
新年2試合目のゲームで、三笘がゴールを挙げた。W杯イヤーである2026年を理想の形でスタートしたと言える。
だが、三笘の復帰戦となった12月13日のリバプール戦後には「W杯どうこうの状況ではない。ピッチに立ってアピールしないといけない。(ブライトンで)試合に出ない限りは(代表に)選ばれない」と厳しい表情で語り、W杯と距離を置いた。ひときわ責任感の強い、三笘らしい言葉だった。
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しかし試合を重ねるごとに、三笘の緊張がほどけてきた。好プレーを連発したウェストハム戦後(12月30日)には時折笑顔も見せ、終始リラックスした様子だった。そこで少し角度を変えて、W杯で同組に入ったオランダ代表について聞いてみた。
「チームメートのオランダ代表DFファンヘッケが、W杯について三笘選手とジョークを言い合ったと聞きました。どんな話だったのでしょうか」と。三笘は答えた。
「それは結構前の話なのですが、(内容は)ちょっと言えないです(苦笑。記者も笑う)。お互いW杯の試合に出られたら素晴らしいことです。もちろん対戦相手なので、そこはしっかりと分けて考えたい」
三笘の言葉は、オランダ代表についても及んだ。
「厳しい相手であるのは間違いない。日本代表の選手よりも、もっとトップのところで戦っている選手がほとんど。彼らのレベルの高さをしっかり認識しつつも、僕たちも負けてないと思う。全員がしっかりコンディションを整えることが大事。ただ、僕自身はまだW杯について考えず、まずはクラブに集中したいと思います」
長い沈黙を破る一撃は、再び前へ進むための号砲だった。三笘薫の2026年は、ここから本格的に動き出す。

