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菅楓華「“天国から地獄”を乗り越えて。20歳が目指す下剋上の道」
posted2025/05/28 09:00

text by

雨宮圭吾Keigo Amemiya
photograph by
Takuya Sugiyama
米女子ツアーに過去最多13人の日本勢が参戦している今シーズン。4月に日本女子5人目の海外メジャー制覇を果たした西郷真央を含め、海外組は目覚ましい活躍を見せている。
一方、トップ選手の相次ぐ流出で空洞化が懸念された日本ツアーでも新しい力が台頭しつつある。国内組の若手筆頭として赤丸急上昇中なのが、プロ2年目の20歳、菅楓華だ。
開幕戦で自己最高の2位に入ると、そこから2位、6位、5位と立て続けにトップ10に食い込んだ。開幕から3戦連続で最終日最終組で回り、すでに目標としていたシード獲得は確実。ポイントランキングは今季未勝利選手の中で最上位の4位(5月12日時点)と、今もっとも初優勝が期待される選手になっている。
