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核心にシュートを!BACK NUMBER
「え、堂安律も板倉滉もいない…久保建英はいる」サッカー日本代表“大シャッフル”の背景「根幹を崩さず」と3月に森保監督は話したが
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byKiichi Matsumoto
posted2025/05/24 11:03
W杯出場を決めたバーレーン戦スタメンのうち、6月シリーズに招集されたのは遠藤航、久保建英、鈴木彩艶のみだった
「これからもっと出てくる芽を見逃してはいけないという思いと、招集をしているけど、なかなかスタメンでは出られなかった選手たちを、もっと長い時間帯――本当にどれだけできるかわからないですけど、見てあげる。また、その時のベストの選手を今後選んでいく。それがチームの成長にも、ニュートラルに見た競争という中でも、チームにとって良い方へとつながるかなとは思いました」
では、最終予選でもコンスタントに試合に出た選手で、鈴木彩艶(GKはフィールドプレーヤーとは違う観点で考える必要があるが)、イングランドでチームタイトル獲得を経験した遠藤航や鎌田大地、そして久保建英ら何人か招集選手がいるのは何故なのか。森保監督はこう話した。
「遠藤と鎌田に関しては、試合数は多く出ていますが、出場時間は短いと考えています」
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この観点で代表招集をしたというわけだ。それを踏まえると今回のメンバーを見て疑問を抱く選手がいる。監督自ら、その点にも触れた。
「久保に関しては、どちらかと言うと今回は選ばない基準の方が当てはまる、今季の彼の活躍だったかなと思いますが……」
久保建英の招集は、何故だったのか――。〈つづく〉

