クラブ広報が絶賛「ミトマの英語は本当に素晴らしい」ブライトンで2年半…三笘薫はこう変わった「食事しながら話します」一番仲が良い“6歳下の後輩”とは？ 

　その後も、右足を気にしたり、つった足を押したりする仕草が合計3回。最後は座り込んでドクターの治療を受け、後半のアディショナルタイムに交代となった。

　試合後に足の具合を聞かれた三笘は「右足がつっただけ。大丈夫です、大丈夫です」と問題がないと強調した。記者会見でファビアン・ヒュルツェラー監督は「ミトマは検査を受ける」と話したが、三笘自身の説明や、得点後の喜び方から考えるに、大きな問題ではなさそうだ。

後半アディショナルタイム、チームドクターの治療を受け、途中交代した。試合後に三笘本人は「右足がつっただけ」と語った　©AFLO

「タイトルはカップ戦で取るしかない」

　激戦を勝ち抜いたブライトンは、FA杯のベスト8に進んだ。三笘は「タイトルを獲得するのは、リーグ戦ではなかなか難しい。カップ戦で取るしかないかなと思ってます」とし、ブライトンで栄冠を勝ち取りたいと語った。

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　また準々決勝に勝利すると、セミファイナルから試合会場が”サッカーの聖地”ウェンブリー・スタジアムとなる。ブライトンは2年前のFA杯で準決勝に進んだが、ウェンブリーでマンチェスター・ユナイテッドに惜敗した。

　内容的には押し込む展開に持ち込んだもののゴールを割ることができず、PK戦の末に敗れた。日本代表は「ウェンブリーでプレーする経験はなかなかない。また経験したいし、あの時の負け方も悔しかった。次は勝ちたい」とし、2年前の悔しさを晴らしたいと力を込めた。

ブライトンの2年半、三笘はこう変わった

　振り返ると、三笘はブライトンでの在籍年数が2年半を経過した。

　27歳の日本代表は若手の多いブライトンで「中堅」の位置づけになり、苦しい時にチームを引っ張っていこうとする自覚はこれまで以上に高まっている。実際に今回のニューカッスル戦でも、三笘の気概が見えた。

　例えば、相手の先制点につながるPKを与えたミンテは、首を大きく左右に振って明らかに動揺していた。見かねた三笘はミンテに声をかけ、なだめるようなジェスチャーで奮起を促した。その後、ミンテは気を取り直し、古巣のニューカッスルを相手に同点ゴールを奪ってみせた。

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