「青学大、大丈夫？」若林宏樹（4年）が衝撃記録でも…ファンから不安の声、箱根駅伝2026年大胆予想「青学大は最強世代6人が一気に卒業」「駒澤大が本命」 

　世代トップは5000m13分31秒62の記録を持つ濱口大和（佐久長聖）。彼は都道府県対抗駅伝の1区で区間賞を獲得し、中大への進学が決まっている。

　また、早稲田には全国高校駅伝の「花の1区」で区間賞を獲得した鈴木琉胤（八千代松陰・5000m世代3番手）、その鈴木に都道府県対抗の5区で先着し、区間新を出した佐々木哲（佐久長聖・5000m世代4番手）が入学する。順調に成長すれば主要区間を担当し、Xファクターとして機能することも期待できる。

　さて、「箱根駅伝2026」はどんな戦いになるのだろうか？

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　現有戦力を考えれば、駒澤が極めて優位な立場におり、本命。続いて特殊区間に不安がなく、Xファクターが期待できる早稲田、課題が山とハッキリしている中央がダブル対抗馬と見る。

　6人の卒業生を出す青学大については――現時点では判断を保留とするしかない。黒田という大黒柱の存在と、現1年生の上振れ幅を考慮すると、駒澤、早稲田、中央の間のどこかに割り込んでくる。

　箱根駅伝でMVPを獲得した野村は、こう話す。

「来年は5区と6区で2分ずつ、合計4分くらいはマイナスになるかもしれませんが、後輩たちが、このマイナス幅をどれくらい縮めてくれるか、楽しみにしています」

　チャレンジャー青山学院。

　来年の1月2日に向け、すでに戦いは始まっている。