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日本vsインドネシア先発予想…ケガの上田綺世→小川航基、では谷口彰悟不在の3バックは?「僕らの方が成熟しているかな」久保建英らが語る展望 

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph byKiichi Matsumoto

posted2024/11/15 11:05

日本vsインドネシア先発予想…ケガの上田綺世→小川航基、では谷口彰悟不在の3バックは?「僕らの方が成熟しているかな」久保建英らが語る展望<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

オーストラリア戦の先発だった上田綺世と谷口彰悟がケガで未招集。インドネシア戦はどんな11人でキックオフを迎えるか

「あそこは(日本の最終ラインの3人が相手選手に)マンツーマンでついていたがゆえに、失点してしまったかなと思っています。最初のところで谷口選手が競りに行って、その後、こぼれ球を拾われ、そこからクロスを上げられた。最終的にはオウンゴールだったんですけど、一瞬、谷口選手に結構な負荷がかかってしまった形です」

 誰が悪いというわけではないが、という前置きがありながらも、遠藤はこう続ける。

「自分がボランチでプレーしていたら、(谷口に代わって)一発、競りに行っていたかなと。チームとして、『どこまでマンツーマンで前がかりになっていくのか、リスクを取るのか』という話だと思う。自分が出場するときにはマンツーマンでいきながらも、後ろをどうヘルプするか、その辺りを考えながらプレーしていくべきだと思っています」

 相手を押し込む状況が続くからこそ、カウンターを食らった時のリスクヘッジを中盤の選手がしておく必要がある。それが遠藤の考えだ。

そこが整理されているだけで、だいぶ入りやすい

 あのシーンの改善点を挙げた際、三者三様の受け取り方があることが実に興味深い。そして、それぞれの選手の分析は正しい。あとはインドネシア戦までに、出場する選手のなかで守備での優先順位をつける作業だけだ。

 幸いにして、インドネシア戦は他の試合とは異なり、金曜日に開催される。これは日本サッカー協会とインドネシアサッカー協会が事前に協議したうえで、変更になったものだ。海外でプレーする選手が多い日本代表にとって、11月シリーズ初戦までの準備期間が1日多い分だけ、守備の優先順位を確認し、選手それぞれのイメージする絵を合わせる時間が長く取れた。

 ディフェンスリーダーの板倉は言う。

「新しく入ってくる選手に限らずですけど、やるべきことは試合前にハッキリさせておかないといけないと思います。そこが整理されているだけで、だいぶ入りやすいとは思うので。まずはその守備での役割とかがハッキリしてることが重要かなと」

谷口と上田の代わりを誰が務めるか

 今回、スターティングメンバーを予想する際に注目が集まるのは、負傷した谷口と上田綺世の代わりを誰が務めるか、だろう。

 まず、最終ラインである。

【次ページ】 谷口と上田の代わりは誰?【フォーメーション図で見る】

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