核心にシュートを!BACK NUMBER
日本vsインドネシア先発予想…ケガの上田綺世→小川航基、では谷口彰悟不在の3バックは?「僕らの方が成熟しているかな」久保建英らが語る展望
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byKiichi Matsumoto
posted2024/11/15 11:05
オーストラリア戦の先発だった上田綺世と谷口彰悟がケガで未招集。インドネシア戦はどんな11人でキックオフを迎えるか
前述したように板倉がリベロに移り、その板倉がこれまで任されてきた右センターバックには――6月の代表戦でこのポジションを務めた橋岡大樹が入ることになりそうだ。
橋岡はチーム練習が終わったあと、バックスピンがかかるようなボールを蹴る練習を繰り返していた。まるで、右サイドのスペースに走り出す選手を有効に生かすための準備をするかのように――。
前線に目を移すと、センターフォワードで上田綺世に代わって先発するのは、アウェーゲームで連続ゴール中の小川航基で間違いないだろう。彼には、代表での7ゴール全てを国外で行われている試合で決めているという頼もしいデータもある。
オーストラリア戦は攻撃で思わぬ苦戦をしたからこそ、攻撃陣は冷静に、燃えている。先に失点するようなことがなければ、今回の試合でも不安はない。
何か起こりそうだなという感覚もあるので
最後に、そう思わせるだけの準備を進め、左シャドーでの先発が濃厚な南野拓実の話を紹介しよう。
「自分たちのペースで試合を進められるように、どう戦うか。まずは、立ち上がりからしっかりアグレッシブなプレーをしないと。押し込まれるより、相手を押し込むようなプレーを心がけていければいいかなと思います。(スタジアムの)ピッチを確認したんですけど、ちょっと柔らかいところ、跳ねるところもあったり。シュートを打ったら、何か起こりそうだなという感覚もあるので。僕は攻撃の選手なので、積極的にそういうところを狙っていきたいと思っていますよ」
〈日本代表特集:つづく〉