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「オオタニ、アイラブユー」ラックスもテオスカーも大谷翔平を…ドジャース戦友との“幸せな関係”「ショウヘイはバトルして…何とかしたかった」
posted2024/10/29 18:50
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Harry How/Getty Images
選球眼に優れるラックスの「誕生日アイラブユー」
<名言1>
ハッピーバースデー、アイラブユー。
(ギャビン・ラックス/NumberWeb 2024年7月19日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/862230
◇解説◇
ドジャースが、世界一への道を大きく切り開いている。
30歳の大谷に32歳のベッツ、35歳のフリーマン……MVPトリオの年齢が象徴するように、ドジャースには30代の主力選手が多い。そんな「大人の集団」にあって、大谷にとって年下にあたる選手も定位置をつかもうと奮闘している。
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その1人がラックスである。
高校時代に「MLB.com」のプロスペクト(有望株)33番目に選出され、2016年のドラフト1巡目(全体20位)でドジャースから指名を受けた。2019年にメジャーデビュー。その2年後である2021年から本格的にドジャースでの出場機会を増やしてきたが、2023年の開幕前にヒザに大ケガを負って全休の憂き目にあった。
今季は当初、ショートでの起用予定だったものの送球面の不安を考えてセカンドで起用された。序盤戦は不振に苦しんだものの、後半戦には持ち直した。MLBのデータ公式サイト「baseballs Savant」に掲載されたスタットキャストの評価では走塁指標が100点満点中で「82」、ボール球を振らない確率の「Chase」が85%と、日本で言う「選球眼」の数値が非常に高いタイプである。
そんなラックスも、3歳年上の大谷に対して敬意を隠さず、「ワシントン・ポスト」紙での取材に「こんなのリトルリーグでも見たことがないよ。それを最もレベルの高いメジャーリーグで達成してしまうんだから、恐れ入ったよ」と答えていたことがある。
2人の良好な関係を示すのは、7月5日、大谷にとって30回目となる誕生日の出来事である。クラブハウスにて大谷に笑顔で話しかけるラックスの姿があった。アメリカメディアの取材によると、ラックスが口にしたのが、冒頭の「アイラブユー」だったそうだ。
テオスカーのヒマワリの種…トロント時代から
<名言2>
どのチームにも祝福の儀式があったけど、ここ(ドジャース)はなかったから、投げてみたよ。
(テオスカー・ヘルナンデス/NumberWeb 2024年6月25日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/862024
◇解説◇
2024シーズンのドジャースで、恒例になった行事がある。それはレギュラーシーズンで233本ものホームランを放った後の「ヒマワリの種投げ」。
ダイヤモンドを一周した大谷らが、ヒマワリの種を浴びて祝福されるものだ。
その発案者は「ミスター・シーズ(種)」ことテオスカー・ヘルナンデスだ。