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ドジャース打線の“キーマン”大谷翔平とテオスカー・ヘルナンデスに「ある共通点」…敵地ロッカーも隣同士「僕たちが好きな野球を」

posted2024/06/25 17:01

 
ドジャース打線の“キーマン”大谷翔平とテオスカー・ヘルナンデスに「ある共通点」…敵地ロッカーも隣同士「僕たちが好きな野球を」<Number Web> photograph by Getty Images

大谷翔平をヒマワリの種のセレブレーションで出迎えるテオスカー・ヘルナンデス

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斎藤庸裕

斎藤庸裕Nobuhiro Saito

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 “6月男”のドジャース大谷翔平選手(29)が、本領発揮となってきた。16日(日本時間17日)のロイヤルズ戦から7試合で6発。3割5厘まで下がっていた打率も3割2分前後まで戻し、再び打撃三冠を狙える位置に上がった。最近では本塁打を打てば、両手を左右にフリフリする「フレディ(・フリーマン)ダンス」のパフォーマンスが流行りだが、ベンチ前でのセレブレーションは開幕から変わらず。ヒマワリの種のシャワーを浴びている。

 発案者は「ミスター・シーズ(種)」のニックネームがある、テオスカー・ヘルナンデス外野手(31)だ。メジャーリーガーたちの“おやつ”のように各チームのベンチに用意されているヒマワリの種。大谷が待望の移籍後1号を放った4月3日、ヘルナンデスは「僕がアストロズからブルージェイズにトレードされた17年に、セレブレーションでやっていたんだ。どのチームにも祝福の儀式があったけど、ここ(ドジャース)はなかったから、投げてみたよ」と明かした。

ヘルナンデスが大谷にスペイン語を教えて…

 春キャンプの初日からウォーミングアップの際などに大谷の隣で会話を交わし、仲良さげな姿が目立っていた。ある時、動画を撮影していたヘルナンデスの背後から大谷が「ブエノス・ディアス(おはよう)、ファナティコ(ファンの皆さん)」とスペイン語を教えてもらいながら、動画に乱入するシーンも大きな話題を集めた。

 ドミニカ共和国出身の31歳で、4歳、3歳、1歳の男児を持つパパ。試合後、まだ小さな息子たちと手をつなぎ、優しい笑顔で歩く姿が見られることもある。「9月に、一番小さな子が誕生日を迎えるんだ。その頃に、プレーオフ進出が決まって、お祝いできればいいなって。10月は自分の誕生日(10月15日)も祝えるしね」と笑った。大谷が目指すオクトーバー・ベースボール。ヒマワリの種のシャワーが出れば出るほど、世界一へ近づくはずだ。

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