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「日本人最多154試合出場」吉田麻也が明かす“プレミアを生き抜く肉体改造”「完膚なきまでにやられ…えらいところに来てしまったと」 

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松本宣昭

松本宣昭Yoshiaki Matsumoto

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posted2024/09/05 11:01

「日本人最多154試合出場」吉田麻也が明かす“プレミアを生き抜く肉体改造”「完膚なきまでにやられ…えらいところに来てしまったと」<Number Web> photograph by AFLO

プレミアリーグで日本人最多154試合に出場した吉田麻也が世界最高峰リーグで生き抜くための秘訣を明かした

プレスの速さと「止める・蹴る」技術

《吉田はサウサンプトンに在籍した7シーズン半で154試合に出場した。時にはチャンピオンシップ(2部)降格の危機に瀕しながら、プレミア残留を勝ち取り続けた。では、常に世界最先端の戦術が採用されるリーグの中で、最も大切な技術的要素とは何か。吉田が強調するのは、幼い頃から何度も何度も繰り返してきたことだ》

「止める・蹴る」。プレミアリーグで生き残るために、技術面で必要なものはすべてこの2つに集約されている気がします。

 なぜなら相手のプレスのスピードと質が、他のリーグとは桁違いだから。自由にプレーできる時間と空間が限られるから、1本のパス、1つのトラップのズレが、即失点につながってしまう。それだけミスを狙うストライカーの質も高いですからね。オランダならば3、4回のミスが許されても、イングランドでは一発で仕留められてしまう。上位クラブだけでなく、残留を争うクラブも最前線にだけは強力なストライカーを置いているから、一切油断できません。このプレスを回避するために「止める・蹴る」を徹底的に磨く必要があります。

 チームとしての守備の仕方に関しては、後に移籍したサンプドリア(イタリア)、シャルケ(ドイツ)で大きな違いを感じました。

【続きを読む】サブスク「NumberPREMIER」内の【インタビュー】“日本人最多154試合出場”吉田麻也が教える“プレミアを生き抜く”ための4つのポイント「特に難しいのが在籍2年目です」、こちらの記事の全文をお読みいただけます。

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