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久保建英、三笘薫、遠藤航ら日本代表の戦友が計29人…EUROベスト4の面々を見ると「森保ジャパン普段の職場」のハイレベルさがクッキリ 

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井川洋一

井川洋一Yoichi Igawa

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photograph byDaisuke Nakashima

posted2024/07/09 17:27

久保建英、三笘薫、遠藤航ら日本代表の戦友が計29人…EUROベスト4の面々を見ると「森保ジャパン普段の職場」のハイレベルさがクッキリ<Number Web> photograph by Daisuke Nakashima

ソシエダで久保建英とともに戦う、メリーノとオヤルサバル。彼らがEUROで活躍する姿を見ると、日本代表の“普段のレベルの高さ”も感じ取れる

 1988年大会以来、2度目の欧州制覇を狙うオランイェ(オランダ代表の愛称)を前線から牽引するのは、リバプールのコディ・ガクポ。ここまで3得点を挙げている選手は4人いるが、生き残っているのはこの遠藤のチームメイトだけだ。

 守備陣にも、日本との繋がりはある。

 最終ラインを統率するのはリバプールのフィルジル・ファンダイクだし、トルコとの準々決勝の後半アディショナルタイムにビッグセーブで2-1のリードを守ったのはブライトンのGKフェルブルッヘンだ。

 控えSBルチャレル・ヘールトライダと控えGKユスティン・バイロウはフェイエノールトで上田綺世と共にプレーし、控えCBマタイス・デリフトは新シーズンにバイエルンで伊藤とバックラインを形成する可能性も。リバプールのMFライアン・フラーフェンベルフは、中盤のバックアッパーとして出番を待っている。

現地視察した森保監督も得るものは大きかったはず

 実に、スペインに6人、フランスに5人、イングランドに11人、オランダに7人──欧州選手権の4強に、これだけの日本繋がりを見出せる時代になった。現地視察した日本代表の森保一監督も大いに得るものがあっただろう。

 唯一、W杯と並ぶハイレベルな国際大会が、いよいよクライマックスに突入する。

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