「僕は再生回数が今の半分になっても代表に勝ってほしい。でも、現実は監督のプランの薄さが顕(あら)わになりガチャのような勝ち負けを繰り返し、主要大会はどれも目標には届かない。結果、感情が高ぶるものは選手のプレー以外なくなってしまったことを受け入れるしかない。だから、代表については感情は置いといてニーズを満たす解説をすることに終始しているんです」

©Kiichi Matsumoto

誹謗中傷への考え方

　日本代表や森保監督について忖度なく解説することで、世間に名前が浸透してくると、アンチが生まれてくる。「サッカー経験者じゃないくせに」「えらそうに言うな」等々、厳しいコメントが届くようになった。SNSで活動をしていれば、少なからず誹謗中傷の声が出てくるが、サッカーの場合は元選手など肩書が重視される傾向にあり、名前が売れてくるにつれてプロ選手としてのキャリアがないレオザにはより厳しい視線が向けられた。

「誹謗中傷は、気にしていないです。大事なのは、配信する際、まずは自分が必要な努力をちゃんとしているかどうか。“自分という自分のファン”を裏切らない配信をしています。なのでそこで出てきたコメントがアドバイス的な意見なのか、単なる誹謗中傷なのかは読めば分かります。後者の場合、何をしてもこいつの人格を認めないみたいな、本当に野良犬とかが吠えているレベルのものなのでかまって自分の価値を落としたり、時間を無駄にしないことが重要ですね」

今後、自分の課題は…

　では世間への向き合い方や見られ方に関してはどう考えているのか？

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