Number ExBACK NUMBER
原晋「チャラいことはあえてしている」 青学大メンバーをメディアにどんどん出す理由「ストイックさだけが、選手を成長させる方法ではない」
text by

原晋Susumu Hara
photograph byAFLO
posted2024/01/02 06:02
今年で就任20年目を迎える青学大の原晋監督
「私が考える負けの基準は、これだけです」
私が見てきた陸上選手は本当に努力しています。自己ベストを更新しようと必死に練習しています。そこまで努力しても、レース本番で結果が出ないことは多々あります。私はそこまで努力したなら、結果は負けでも、負けだとは思いません。私が考える負けの基準は、努力しなかった負け、これだけです。
本人がやりきった結果であれば、たとえ、そのレースで負けたとしても、続きがあるはずです。だからこそ、最後はなんとかなるさの精神が大事なのです。明るく元気に努力して、最後は「なんとかなるさ」で楽観的に構える。そうすれば、なにかに行き詰まることもなく、組織も個人も伸び続けていけるはずです。
《青学流スカウト術や監督就任当初の苦悩を明かした「第1回」「第2回」も公開中です》
『フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉』(アスコム刊) 書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします
#15
原晋監督「今の青学があるのは、彼らのおかげ」就任当初に“じつはあった”部員やOBからの反発…箱根駅伝の最強監督を支えた“仲間たちの協力”秘話
#14
なぜ青学大には“優秀なランナー”が集まるのか? 原晋監督はこうして選手を口説いてきた…箱根駅伝の常勝軍団を生んだ「最強のスカウト術」
#13
「箱根駅伝では、実績だけの選手は通用しない」原晋監督がズバリ明言…王者・青学大の“選手選考に隠されたヒミツ”とは?「人間は数値だけではわからない」
#12
「辞めたければ辞めてもいい、という態度で…」原晋監督が反省する“監督1年目”の指導法…青学大から“選手への束縛”がなくなった深い理由
#11
「指導者が最もやってはいけないのは…」原晋監督が明かした“エース”の作り方…箱根駅伝の常勝軍団・青学大で徹底された“平等感”のヒミツ
#10
「まともに練習もしなかった」原晋監督が後悔する“スカウトの失敗”…「絶対やってはいけないことがあります」青学大“選手採用の掟”とは?
#9
原晋「チャラいことはあえてしている」 青学大メンバーをメディアにどんどん出す理由「ストイックさだけが、選手を成長させる方法ではない」
#8
寮抜け出し、遅刻続出…原晋は青学大をどう変えたのか? 監督就任から選手に伝え続けた“人として当たり前”のルール
#7
「スカウトする学生の保護者に、必ず伝えます」原晋監督が“箱根駅伝で勝つ”より大切にしていること「青学だからこそ身につくスキルは…」
#6
「原君、部がダメになるぞ」ムキになった原晋監督が今も後悔する“最悪のスカウト”…青学大の信念『心根のいいヤツをとる』はいかに生まれたか?
#5
「私のような凡人監督は、虚勢を張らずに…」青学大・原晋監督がいま明かす“就任当初の反省”「食事中のAKB48やアニメの話題にも怒っていた」
#4
原晋監督キッパリ「情報を遮断する指導をしても、選手は伸びない」…では、箱根の常勝軍団・青学大はどのようなチーム作りを目指したのか?
#3
なぜ青学の選手には拘束がなくても“覚悟”があるのか? 原監督が後悔を告白「パチンコ、コンパに明け暮れるダメな陸上部員だった」
#2
「じんの」ではなく「かみの」…7年前、箱根での神野大地の“ジョーク”を原晋監督が評価するワケ「『チャラい』は最高のほめ言葉」
#1
原晋監督「体育会流の『ハイッ!』といい返事をする人間は伸びない」箱根の常勝軍団・青学で“ヤンチャな学生”が輝く理由
