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「帝京大に即戦力」「シード落ち・東洋大が復権へ好選手続々」箱根駅伝シード権明暗の大学に進学したのは? 日大・神奈川大…注目ルーキー2026リスト!
posted2026/03/16 06:03
昨年の都大路1区を駆けた有力ランナーたち。箱根を戦う大学にはどんな選手たちが入学したのだろうか
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佐藤俊Shun Sato
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JIJI PRESS
この春も、全国の有力な高校生ランナーが、箱根駅伝や世界挑戦への夢を抱いて関東の各大学に入学する。今年の高校3年生は、5000m13分台が28名(日本人)。将来が楽しみな彼らの入学先を大調査、一挙ご紹介する。大逆転で箱根シード権獲得の帝京大、そして日大、神奈川大、東洋大のルーキーの顔ぶれは?〈全4回の4回目/1回目:早稲田・中央編/2回目:青学・国学院・順天堂編/3回目:駒澤・創価編〉
大逆転シードの帝京にはタフな逸材が入部
◆帝京大
第102回箱根駅伝、往路17位から大逆転で総合9位に入り、「不死鳥」とも言える底知れぬ力を見せた帝京大。新入生は今後エースになれるような逸材をはじめ、総勢15名が入部することになった。
松尾航希(市立船橋・13分55秒07)は都大路で1区4位と好走し、ハーフのベストは62分47秒とロードレースに強さを見せる。松尾の特徴はオールアウト(限界までの追い込み)できるところ。ダメだと思いつつも、そこからさらに我慢して押していける。
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しかも連戦が利くタイプだ。1月は松戸のロードレースに出て、都道府県対抗駅伝を走り、奥むさし駅伝、船橋で2km走り、神奈川ハーフも走った。その翌週の八王子夢街道駅伝は雪で中止になったが、4週連続で5レースをこなしたのだ。5000m13分台の選手の入部は、楠岡由浩(3年)に次いで2人目。帝京を背負うエースになり得る逸材で、中野孝行監督は「じっくり育てていきたい」という。
福島命(佐久長聖・14分08秒50)は、都大路は疲労骨折で走れなかったが、レースでは先頭で引っ張る気持ちの強さを見せる選手。ピッチが速く、山もいいリズムで上っていきそうで、今後クライマーとしての活躍が期待される。
山本隼士(東海大相模・14分16秒10)は、都大路7区25位、1500mがメインでダイナミックな走りをする選手。今後、レースで安定感が増していけば、さらにより良い結果を出していけるだろう。

