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松田宣浩のナゾ…本人直撃「本当は寡黙なのに、元気キャラ無理してた?」明かした“気になる”今後「中1長男の野球に熱中」「芸能人でもないし」 

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田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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photograph byMiki Fukano

posted2023/11/13 11:04

松田宣浩のナゾ…本人直撃「本当は寡黙なのに、元気キャラ無理してた?」明かした“気になる”今後「中1長男の野球に熱中」「芸能人でもないし」<Number Web> photograph by Miki Fukano

今シーズン限りで現役を引退した松田宣浩がロングインタビューに応じた

アマチュア指導にも興味…気になる今後

「色々な人と出会って、新しいものとも出合って勉強したい。ただ単に元気を出して『熱男~!』って叫ぶだけでは通用しないでしょ。その中でも熱い人間であり続けたいから松岡修造さんのお名前を使わせてもらいました。だけど、僕が野球以外のことで何かをやるのは難しい。芸能人でもないし。野球にお世話になった以上、まずは野球界に恩返しする。

 いつかはプロ野球界で指導者としてまたユニフォームを着て、若い選手たちと同じ目標に向かっていきたい。選手が結果を出す。チームが優勝する。ユニフォームを着てそれを味わいたいというのも当然あるんですけど、アマチュアのこれまでお世話になったカテゴリーに対しても恩返しをしたい。僕が小学生のときにヤクルトの何人かの選手が地元で野球教室を開いてくれて参加したことがあるんです。僕は巨人ファンだったし、滋賀県は阪神ファンが多い土地柄だったけど、ものすごく輝いて見えた。その中に伊藤智仁さんがいた。デッカイな、カッコイイなってめちゃくちゃ感動しました。30年くらい経った今もこうやって話せるくらい覚えている。プロになって何度かお会いしましたが、『あの伊藤さん!』ってちょっと背筋が伸びましたもん(笑)。ご本人にはそれを話したことはないんですけどね。子どもたちが喜んでくれるなら行って交流をして、野球の楽しさと夢を伝えていけたらと思います」

 松田は野球界の太陽だ。

 18年間の現役生活にピリオドを打っただけ。熱男は必ずまた昇る。

<第1回「ソフトバンク最強時代は終わったのか?」、第2回「野球界への疑問」からつづく>

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ソフトバンク最強時代は終わったのか? 松田宣浩がズバリ語る“チーム弱体化”の原因「オリックスと差がついた」「なぜスイッチを入れんのかな」

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