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松田宣浩のナゾ…本人直撃「本当は寡黙なのに、元気キャラ無理してた?」明かした“気になる”今後「中1長男の野球に熱中」「芸能人でもないし」 

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田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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photograph byMiki Fukano

posted2023/11/13 11:04

松田宣浩のナゾ…本人直撃「本当は寡黙なのに、元気キャラ無理してた?」明かした“気になる”今後「中1長男の野球に熱中」「芸能人でもないし」<Number Web> photograph by Miki Fukano

今シーズン限りで現役を引退した松田宣浩がロングインタビューに応じた

「野球の技術がすぐに上手くなることはないけど、意識は自分次第ですぐに変えることができます。シーズンオフにしっかり充電して、2月1日、突然キャラを一変させる。周りに『おまえ、ウソやろ?』『何があったん?』と引かれるくらい。それができるのは2月1日しかない。新しいシーズンの初日、2月1日にやるのがデカいんです。そこで1カ月やれれば1年だってできると思うんです。演じきった者勝ちですよ。試合に出るチャンスをもらった若い選手もそう。『自分はレギュラーだ』って演じるんです。演じているうちに、それが本当の自分になる。熱男の後継者になってほしい(浅野)翔吾もそうだし、12球団の若い選手みんなに言えることですね。来年の2月1日、楽しみにしていますよ」

キャラ作りで無理していた? 尋ねると…

 松田自身もまた、とびきり元気なムードメーカーを演じているうちに「本当の熱男」へと変貌を遂げたということか。

 根っこは寡黙でシャイな男が無理をして「熱男~!」と叫んでいるのではないか、と筆者は勝手に心配していた。同時に、野球選手を引退したことで熱男になれる場所がなくなってしまうのではないか。そうなったときの松田はどうなるのか、気になっていた。

「なに勝手に心配してるんですか! 全然、無理なんてしてなかったですよ。仕事のスイッチというか、野球選手として当たり前のことだと自分の中で思っていたから、キツイなんて感じたことはなかった。もちろん疲れはしますよ。正直、めちゃくちゃしんどい。だから球場を出たら、わざと“寒男”になって充電していたんです。引退して、今は熱男のスイッチを入れることがないから疲れないんで、寒男になることもない。だからいつだって僕は元気です! まぁ、いま熱男になるのは、中1の長男の野球を見に行くときかな。ただ、僕はコーチじゃないんで、いち保護者としてボール拾いを手伝ったりするだけ。あと、2番目は女の子で別の習い事をしているので、それを見に行く時も熱男ですよ!」

 これまでは野球選手として、その情熱のすべてをグラウンドで溢れさせていた。

 次の夢は「野球界の松岡修造さんです」。

 そのココロとは――。

【次ページ】 アマチュア指導にも興味…気になる今後

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