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日本男子で“史上6人目”…三浦佳生(17歳)の世界ジュニア優勝が“前代未聞の快挙”と言える理由とは?「現在の日本男子のレベルが高いことの証」 

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田村明子

田村明子Akiko Tamura

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posted2023/03/07 11:05

日本男子で“史上6人目”…三浦佳生(17歳)の世界ジュニア優勝が“前代未聞の快挙”と言える理由とは?「現在の日本男子のレベルが高いことの証」<Number Web> photograph by AFLO

世界ジュニア選手権SPでの三浦佳生の演技

楽しみな来季に向けて、整った基盤

 四大陸金メダルと、ここでの金メダルは自分にとってどちらが大切かと質問されると、三浦は苦笑しながらこう答えた。

「それはもう両方貴重だし、当たり前ですけど……四大陸は去年3位で今年は優勝を目指すという意味で、優勝できたという嬉しさ。世界ジュニアは(昨シーズン)怪我もあって思うようにいかなくて、(今回)リベンジを果たせた。意味合いは違うけど、両方嬉しいです」

 昨シーズンは、四大陸3位でも十分嬉しかったという。だが今季から、1位以外は目指していないと言い切る三浦にとって、今シーズンはこれで一応終了だ。

 過去の世界ジュニアチャンピオンの全員が、スムーズにシニアに移行したわけではない。だが三浦の場合、すでにシニアで実力が認められているので、来季の戦いに向けての基盤は整っている。自信をつけて新たな戦いに挑む、来季の三浦の姿を見るのが楽しみだ。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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