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りくりゅう“2年前の大事件”「顔は真っ青、酸素マスクをつけて…」木原龍一が倒れた日、三浦璃来が気づいた「生きていてくれて、ありがとう」
posted2026/02/28 06:02
2年前、りくりゅうに起きていた事件。「木原龍一が酸素マスクを…」
text by

野口美惠Yoshie Noguchi
photograph by
Getty Images
「全然うまくいかないことも」「いろいろあった」。三浦璃来と木原龍一が語った、その真意とは? 木原龍一に酸素マスク、三浦璃来も脱臼して……。
Sports Graphic Number 1096号(2024年5月16日発売)[試練の1年を終えて]三浦璃来&木原龍一「忘れちゃいけなかったこと」をミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得した記念として特別に無料公開します。〈全2回の2回目/1回目に続く〉※表記などは基本的にすべて初出時のまま
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そして迎えたモントリオールでの世界選手権(3月20~23日/編注:2024年)。ショートは2位発進したものの、フリーの6分間練習で、今度は三浦がアクシデントに見舞われた。
「パニックに…」三浦の脱臼
「転んだときに亜脱臼をしてしまい、肩を自分で押し入れました」
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状況を伝えられた木原は冷静だった。
「心の中では『このタイミングで!?』とは思いましたが、三浦さんがパニックになっているのはひと目で分かったので、ひたすら『大丈夫。絶対に出来る』と声をかけました」
ひとたび音楽が始まれば、無我夢中でフリーを滑り抜く。事実、脱臼に気づかれなかったくらい伸びやかな演技で、カナダのファン達の温かい拍手に包まれた。フリーだけなら首位、総合では2位。悔しさと達成感を胸に、2人は手を握りあった。
ところが、アクシデントはこれだけではなかった。表彰式を待っている間に、木原の咳が止まらなくなり倒れてしまったのだ。
深夜に再会するまで…
「龍一くんの顔は真っ青で、ストレッチャーに乗せられて酸素マスクをつけている状態。本当に心配でした」

