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りくりゅう“2年前の大事件”「顔は真っ青、酸素マスクをつけて…」木原龍一が倒れた日、三浦璃来が気づいた「生きていてくれて、ありがとう」

posted2026/02/28 06:02

 
りくりゅう“2年前の大事件”「顔は真っ青、酸素マスクをつけて…」木原龍一が倒れた日、三浦璃来が気づいた「生きていてくれて、ありがとう」<Number Web> photograph by Getty Images

2年前、りくりゅうに起きていた事件。「木原龍一が酸素マスクを…」

text by

野口美惠

野口美惠Yoshie Noguchi

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Getty Images

◆◆◆

 そして迎えたモントリオールでの世界選手権(3月20~23日/編注:2024年)。ショートは2位発進したものの、フリーの6分間練習で、今度は三浦がアクシデントに見舞われた。

「パニックに…」三浦の脱臼

「転んだときに亜脱臼をしてしまい、肩を自分で押し入れました」

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 状況を伝えられた木原は冷静だった。

「心の中では『このタイミングで!?』とは思いましたが、三浦さんがパニックになっているのはひと目で分かったので、ひたすら『大丈夫。絶対に出来る』と声をかけました」

 ひとたび音楽が始まれば、無我夢中でフリーを滑り抜く。事実、脱臼に気づかれなかったくらい伸びやかな演技で、カナダのファン達の温かい拍手に包まれた。フリーだけなら首位、総合では2位。悔しさと達成感を胸に、2人は手を握りあった。

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#ミラノ・コルティナ五輪
#オリンピック・パラリンピック

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