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ダルや由伸にピタッ…侍ジャパン最年少20歳高橋宏斗の“グイグイ”いける才能 「吸収しすぎてパンクしないか心配」恩師が驚く成長曲線 

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沢井史

沢井史Fumi Sawai

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photograph byHideki Sugiyama

posted2023/03/06 17:03

ダルや由伸にピタッ…侍ジャパン最年少20歳高橋宏斗の“グイグイ”いける才能 「吸収しすぎてパンクしないか心配」恩師が驚く成長曲線<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

今回の侍ジャパンで最年少の選出となった高橋宏斗(20歳)。人懐っこい性格で、経験豊富な選手たちの中でも存在感を発揮している

 昨年のオフシーズン、同期の中山礼都(巨人)と一緒に学校に顔を出してくれたことがあった。恩師は変化を感じ取っている。

「顔つきがかなり変わっていましたね。引き締まったというか。以前のような落ち着きのなさはもうなくて、たくましくなったなと。体も分厚くなっていましたしね。何より周囲への気遣いができるようになっていて、色んな意見を言えるようになっていました。人との接し方も自然と身についていたのでしょう」

 すっかり大人になった教え子の姿に声を弾ませるも、探究心旺盛がゆえに恩師はこんな懸念も抱いている。

「今回の代表はすごいメンバーですから、自分からグイグイいく性格がゆえに吸収しすぎて頭がパンクしないか心配です(笑)。最年少での選出で期待は大きいと思いますが、WBCが終わったらすぐにシーズンが開幕します。宏斗にとって良いステップアップになる経験を積んできて欲しいです」

 恩師が期待するのは「日本を代表するピッチャー」になること。そして親心もチラリとのぞかせた。

「少しでも長く野球をやってくれたら。ずっとマウンドに立っていてくれたら、それが一番嬉しいし、うちの生徒たちの励みにもなりますので」

 その第一歩となる初の国際大会のマウンドで、高橋宏斗は一体どんな姿を世界に見せてくれるのだろうか。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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