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電撃トレードから2週間…八村塁に変化が? 現地NBA記者が解説「名門レイカーズ」で“逆襲のキーマン”になるために必要なこと 

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杉浦大介

杉浦大介Daisuke Sugiura

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photograph byGetty Images

posted2023/02/06 17:00

電撃トレードから2週間…八村塁に変化が? 現地NBA記者が解説「名門レイカーズ」で“逆襲のキーマン”になるために必要なこと<Number Web> photograph by Getty Images

電撃トレードでNBA名門レイカーズに加入した八村塁。新天地で上々のスタートを切り、プレイオフへの意欲も口にした

 レブロン、デービス、八村が揃ってスタメン出場したニックス戦、ペイサーズ戦では2連勝と、新体制のレイカーズはまずは幸先良い船出となった。5日のペリカンズ戦を終えた時点で25勝29敗でウェスタン・カンファレンス13位と苦しんではいるが、大混戦のカンファレンス内で4位まではわずか4ゲーム差。今季は故障者もあって出遅れたものの、そこまで悪いチームには見えず、これから追い上げ態勢に入ってくるのではないか。

 この上昇機運のチームの中で、“主役”ではなかったとしても、八村も鍵を握る1人であることは間違いない。

「今日の試合(ニックス戦)が終わった後もプレイオフを目指そうと話したんです。このチームは絶対、チャンピオンシップのチームだと思うので、その一員として頑張っていきたいなと思います」

 目を輝かせてそう述べた八村の好ムードは、ウィザーズとは一段違う重圧下のゲームの中で続いていくのか。ネッツで渡邊がケビン・デュラントからの信頼を勝ち得たように、八村もレブロンとの間にケミストリーを奏で、チームの逆襲に一役買えるか。

 “Go West, young man”=野心のある若者は「西へ行って力を試せ」。そんな19世紀のアメリカ西部開拓時代のキャッチフレーズ通り、西海岸に羽ばたいた八村にとって、レイカーズで過ごすこれから先の数カ月間は極めて重要な時間になる。

 レブロンという歴史的英雄のパートナーの1人となり、NBAプレーヤーとしての真価がはっきりと問われる期間。後にキャリアの分岐点として振り返られるであろう時間は、まだまだ始まったばかりである。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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