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大谷翔平やダルビッシュら超豪華メンバーと「たくさん話したい」冷静な佐々木朗希もWBC選出にギラギラ「2023年は全部、狙っていく」
 

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梶原紀章(千葉ロッテ広報)

梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara

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photograph byChiba Lotte Marines

posted2023/01/13 11:00

大谷翔平やダルビッシュら超豪華メンバーと「たくさん話したい」冷静な佐々木朗希もWBC選出にギラギラ「2023年は全部、狙っていく」<Number Web> photograph by Chiba Lotte Marines

毎年恒例となっている「今年の漢字」では“冠”としたためた佐々木朗希。勝負の1年となる2023年は“タイトル”にこだわっていく

 年末にはメディア向けに入団以来、毎年恒例となっている漢字一字での決意を色紙にしたためた。

 一度も登板することなく終えた1年目のオフには「発」と書いた。出発の発。あえて“我慢”を選んだ1年目を終え、2年目にすべてがスタートする。その想いを力強く言葉にした。結果、2年目は甲子園でのプロ初勝利を含む3勝を挙げた。

 2年目の年末に書いた文字は「超」。「スーパーなピッチングをする。ファンの皆様やメディアの皆様が期待をしている色々な事もしっかりと超えて、期待を超える存在になりたいです」とその理由を口にした。その意味は3年目が開幕してすぐに明らかとなった。4月10日のバファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)で28年ぶり史上16人目の完全試合を達成。しかも20歳5カ月の達成は史上最年少で、さらに19奪三振の日本記録タイ、13者奪連続三振の日本新記録もついてきた。まさに文字通りの“スーパーピッチング”だった。

 そして注目の2023年に向けた記した漢字は「冠」。文字通り、タイトル。ハッキリと明確に宣言して迎えるシーズンとなる。

「タイトルを獲ります。勝ち星や勝率もですけど、個人としては防御率や奪三振を取りたい。全部、狙っていきます」

 タイトルには、侍ジャパンとしての世界一。そして千葉ロッテマリーンズでの日本一の意味が込められている。すべての個人タイトル獲得にも照準にとらえる。

 2023年は昨シーズン以上に背番号「17」が躍動しそうだ。期待と希望に胸高鳴る新たな1年が始まった。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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