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「冨安健洋の故障が」「もっと三笘薫と伊東純也を…」三都主アレサンドロが“残念なコスタリカ戦”を斬る「最大の失敗は失点じゃない」 

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沢田啓明

沢田啓明Hiroaki Sawada

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photograph byKiichi Matsumoto/JMPA

posted2022/11/29 11:03

「冨安健洋の故障が」「もっと三笘薫と伊東純也を…」三都主アレサンドロが“残念なコスタリカ戦”を斬る「最大の失敗は失点じゃない」<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

伊東純也と三笘薫、冨安健洋に対して三都主アレサンドロは期待を寄せている

「結果的にはそういうことになったけど、僕はコスタリカ戦で何が何でも勝ち点3を取るべきだったと思う。そのためには、さっきも言ったけど、日本が先制し、コスタリカが前がかりになったところでカウンターで追加点を取って勝つのが理想だった。

 だから、この試合での最大の失敗は、終盤に失点したことではなく、攻撃が不発に終わったことだと思う」

ドイツ戦に臨んだときと同じ気持ちで準備してほしい

――日本は、スペイン戦に向けてどのような準備をするべきでしょうか?

「選手たちが自信を失わないこと。これまでやってきたことを信じて、ドイツ戦に臨んだときと同じ気持ちで準備をしてもらいたい。

 GS2試合を終えて、故障をした選手も疲れている選手もいるから、総力戦になる。大切なのは、自分たちの力を信じて、積極的にプレーすること。それができれば、スペインが相手でも勝利を収める可能性があると信じている」

 ◇ ◇ ◇

 ドイツ戦の勝利で天国へ昇った日本が、この敗北でまた現実の世界へ引き戻された。GS最終節でスペインを倒したら、また天国へ昇ることができる。しかし、引き分け以下なら、かなりの確率で、荷物をまとめて帰国することになる。

 コスタリカ戦でアレックスが望んだような積極性を見せられなかった日本が、再びサムライの猛々しさ、雄々しさ、勇敢さを見せることができるだろうか。<つづく>

#3に続く
「実はスペインの決定機は多くなかった」三都主アレサンドロが冷静に解説+クロアチア戦展望…“推奨4-3-3の意外な配置”とは

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