P.M.12:45 ようやく店内へ。レジも大行列。ほぼ全ての人が佐々木朗希グッズを片手に並んでいた。

右手奥がマリーンズストア。ここまで列が伸びるのは初体験だ

レジも大混雑。みな佐々木朗希のグッズを抱えていた

P.M.13:15 球場へ入場を試みたのだが、こちらにも行列が……満員になるとはこういうことが起こるのか、と改めて認識した。

入場ゲートも混雑

場内通路そして店舗にもたくさんのファンが並んでいた

P.M.13:20 ようやく着席。先週の教訓もあり、この日は最初から紙チケットで購入していた。17日に17列・171番に座り背番号17を応援する。今日は三塁側ということもあり、日本ハムのユニフォームを着ている人も見受けられた。ただ圧倒的にロッテのユニフォームが多く、隣に座った方もロッテファン。完全試合達成で慌ててチケットを購入したとのことで、「完売前に買えて良かったです」と声を弾ませていた。

先週の教訓もあり、最初から紙チケットを用意

日本ハムファンから「今日はもうやめてぇー」の声

P.M.13:55 佐々木朗希が登場曲、あいみょんの『今夜このまま』とともにマウンドへ上がる。球場が一体となった歓声・拍手が佐々木朗希を包む。

P.M.14:00 試合開始、1回表。初球が大きく外れ、“今日はちょっと体が重い？”という筆者の考察もあっけなく裏切るかのように、1番アルカンタラをファーストゴロに切って取る。2番・細川凌平、3番・石井一成も立て続けに三振（石井への直球は163キロ！）。近くにいた日本ハムファンの女性から「今日はもうやめてぇー」との声が聞こえてきた。

©JIJI PRESS

ゴロが1つ飛ぶだけで「あっ」という声が

P.M.14:14  2回表。4番・清宮幸太郎から三振を奪い、これで山本由伸に並ぶ25イニング連続での奪三振記録を達成し続く5番・近藤健介も三振に切って取った。この回、一番緊迫感に包まれたのは6番・野村佑希の場面で、ボテボテのゴロがショートへ飛んだ時だった。場内からは「あっ」という声が漏れたものの、藤岡裕大が軽快に捌いてアウト。球場が沸く。前に飛んだだけのプレーにこれだけ集中し、注目を集める試合は他にあっただろうか……。

P.M.14:29  3回表。7番ヌニエスがレフトにフライを放つ。上がった瞬間の角度では“あっ、やられた”と感じたし、球場からも「おっ」「えっえっ」「あぁぁぁ」と声にならない声が漏れたが、佐々木朗希の球威が上回ってレフトのグラブに収まった。見ると風も逆風だった。8番・宇佐見真吾、9番・淺間大基も三振しなかったので連続イニング奪三振記録は途切れたものの、特にその反応は聞こえてこない。

　完全試合が続いていることへの興味・関心が圧倒的に大きかったのだ。

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