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「大阪桐蔭で春夏連覇」「ドラ1でプロ」必ず目標を達成してきた藤原恭大が宣言した「トリプルスリー」《盟友・根尾との約束とは?》 

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千葉ロッテマリーンズ取材班

千葉ロッテマリーンズ取材班Chiba Lotte Marines

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posted2022/03/19 11:02

「大阪桐蔭で春夏連覇」「ドラ1でプロ」必ず目標を達成してきた藤原恭大が宣言した「トリプルスリー」《盟友・根尾との約束とは?》<Number Web> photograph by Chiba Lotte Marines

1月、大阪桐蔭時代の同級生である中日・根尾昂と自主トレを行ったロッテ・藤原恭大。プロ4年目、勝負のシーズンへの意気込みを語った

 レギュラーとしてチームを日本シリーズに導く。そしてトリプルスリー。派手な夢舞台の実現のために地道に汗を流す日々は続く。

「身体の強さは大事。去年は(7、8月度の)月間MVPをとったりと打てた時期もあったけど、打てなかった時期もあった。その時の筋肉量をデータでみると全然違った。打てない時はものすごく落ちていた。筋肉もスイングも1年間維持できるようにしたい」

 まずは土台となる身体の大事さを語る。その上で打撃。「振る力を意識している。バットの芯に当てなくてもホームランになるようなパワーある打撃」と、午前中に身体を鍛えた後、午後はみっちりとバットを振り続ける練習をオフはこなしてきた。

背番号1に変更「スターになる」

 強い想いを胸に迎えた2022年は背番号を「2」から「1」に変更。新しい背番号で生まれ変わった姿を見せる時となる。

「背番号で野球をするわけではないけど、球団から期待を込めていただいた。より一層、頑張らないといけないと思うし、この1年、結果を出して期待に応えたい。もう4年目。そろそろしっかりとした結果を残さないといけない」

 昨年の契約更改では色紙に迷うことなく「スターになる」としたためた。なかなか書けない強烈なメッセージだ。あえて高い目標を設定し自分にプレッシャーをかけ追い込みながらその目標を達成していく。藤原流の生き方。これぞプロフェッショナル。

 誰もが胸ときめくドラゴンズ根尾との頂上決戦での再会へ。共に自主トレを行い、また再びそれぞれの戦いの場へと戻り、藤原は石垣島でのキャンプ、練習試合、オープン戦とアピールを続けてきた。そして3月20日からバンデリンドームナゴヤでドラゴンズとのオープン戦2連戦を迎える。

 藤原はここまでの状態について「身体は大きくなっているし、力強さもついている。あとはこの身体に慣れることと、この身体にしっかりと技術を乗っけていくことかなと思っている」と強い手ごたえを口にした。あとは友との約束に向けて邁進するだけの状態。この目標については「お互い活躍するという目標は変わらない。切磋琢磨しながらやっていけたらと思う」と改めて口にし、未来を見据えた。

 新シーズン開幕に向けた名古屋での最後の2連戦で、2人は最後のアピールを行うことになる。磨穿鉄硯(ませんてっけん)。2022年、次代のスターたちが新たな一歩を踏み出す。今年もプロ野球から目が離せない。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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