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「大阪桐蔭で春夏連覇」「ドラ1でプロ」必ず目標を達成してきた藤原恭大が宣言した「トリプルスリー」《盟友・根尾との約束とは？》
posted2022/03/19 11:02
1月、大阪桐蔭時代の同級生である中日・根尾昂と自主トレを行ったロッテ・藤原恭大。プロ4年目、勝負のシーズンへの意気込みを語った
text by
千葉ロッテマリーンズ取材班Chiba Lotte Marines
photograph by
Chiba Lotte Marines
「トリプルスリー」
千葉ロッテマリーンズ・藤原恭大外野手の口から久しぶりにその目標を聞いたのは大阪で行われた1月の自主トレでの事だった。
プロ4年目を迎える今年、昨年に引き続き、中日ドラゴンズ大島洋平外野手らと大阪で自主トレを行っていた。朝から夕方まで分刻みのメニューを消化するトレーニングを終えると充実感溢れる表情で強い手ごたえを口にした。
「入団をした時にトリプルスリーを目標に掲げたので、そこを目標にやっていきたい思いがある。今は全然、まだまだだけど最初に掲げた目標を変えるつもりはない。そこを目標にやっていく」
振り返れば、藤原はずっと明確な目標を作って、それを達成し、次の目標へと向かうというスタイルで生きてきた。
「春夏連覇」「ドラフト1位でプロ入り」
中学校時代の目標が「強豪高校の野球部に入り、レギュラーになる」。大阪桐蔭高校に入学した時のそれは「春夏連覇」であり、その後の目標として「ドラフト1位でプロ入り」することを掲げ、すべて実現させてきた。そして、プロ入りした際の入団会見で堂々と掲げた目標が「トリプルスリー」だった。
しかし、残念ながらここまでの3年間はプロの壁に跳ね返され思うような結果を出せていない。それでも心の中に刻んでいた目標が変わることはなかった。
「オフにしっかりと身体作りを行うことが出来た。パワーアップした実感はある。力強い打球が打てるようになっている。プロ入りして一番のコンディション。大事なのはシーズン143試合、この状態を維持すること」
