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柳田悠岐の“110食うどん振る舞い”も対策下で、ファン公開→非公開も…自主トレでコロナ直撃のソフトバンク、“キャンプイン”はどうなる?
posted2022/01/19 11:01
text by
田尻耕太郎Kotaro Tajiri
photograph by
Sankei Shimbun
プロ野球にも新型コロナ感染拡大の波が押し寄せている。とりわけ1月17日にはホークスから新たな陽性者確認の報告が相次いだ。
佐賀県内で自主トレ中だった柳田悠岐外野手、真砂勇介外野手、谷川原健太捕手、さらに共に練習を行っていた日本ハム・清宮幸太郎内野手、ロッテ・安田尚憲内野手、西武・戸川大輔外野手、自主トレスタッフ2名。このグループだけで計8名(自主トレ参加選手・スタッフは全12名)が陽性と判定された。
そして熊本県内で自主トレを行っていた松田宣浩内野手、牧原大成内野手、野村大樹内野手に加えて、やはり同じ自主トレ組だったDeNA・宮崎敏郎内野手と嶺井博希捕手、西武・山田遥楓内野手、自主トレスタッフ1名の計7名(自主トレ参加選手・スタッフは全13名)も同様の判定を受けた。
合同自主トレはどのように行われていたのか?
発表時点では上記2カ所の計15名について、発熱などの症状はないとのこと。それぞれ所轄保健所の指示に従った場所にて療養をしている。
同日、この事態を受けてホークス球団の井上勲広報室長がオンラインで番記者への取材対応を行った。その中でいくつか分かったことを羅列する。
(1)契約期間外のオフシーズンだが、外出や外食はどのように管理、制限していたのか?
「基本的に外出や外食の制限はかけていません。それぞれが感染防止について自覚を持って活動してくれていると思っておりますし、契約期間外でもあるので、各地に散っている選手のそれぞれの活動について、球団で管理したり、チェックしたりはできていないのが現在の状況です」
(2)オフに入るにあたって、球団から選手に注意喚起はあったのか?
「改めての注意喚起やオフのルール付けなどは行っておりません。普段のレギュラーシーズン中から意識を持って行動などをしてもらっていたので、みんなを集めて伝えるなどはしていません」