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「ケンゴさんは素晴らし過ぎ…でも元はと言えば」 J1川崎が「おフロんた~れ」に続いて<ドラマ「サ道」>とコラボしたワケ 

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いしかわごう

いしかわごうGo Ishikawa

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photograph byKawasaki Frontale

posted2021/09/29 11:02

「ケンゴさんは素晴らし過ぎ…でも元はと言えば」 J1川崎が「おフロんた~れ」に続いて<ドラマ「サ道」>とコラボしたワケ<Number Web> photograph by Kawasaki Frontale

フロンターレの企画に“乗る”選手たちの代表格と言えば中村憲剛だったが、脈々と歴史が紡がれてきた

「ポカーンとされますね。だいたい『……えっ?』て言われます(笑)。ただ今回はサ道さんとコラボするのが決まっていたので、それがあって話を持って行けたというのもあります。今回、協力していただくサウナ施設さんは、『とりあえず、やりましょう!』というノリの良い方が多かったです」

――もっとも影響を受けたのは、やはり日程変更でしょうか。日本代表戦からの帰国後に防疫措置を講じる関係で、9月9月ではなく29日に変わりました。直前の変更で頭を抱えたのでは?

「はい、すでに2週間を切っていたぐらいの時期に発表されたんですよね。僕も経験がありませんでした(笑)。『チケットを販売した後に試合日程が変わるなんて、そんなことあるの?』って。まず、かわさき水まつりのイベントをどうするのか。29日に持ち越すのか。それともその日は他のイベントをやるのか……」

急な日程変更で大変だったことは……

――結果、29日に開催するという結論になりました。

「いろんな人が関わって準備してきたもので、今年の目玉イベントとして考えてきたものでもありました。そこで29日にできる限りのことをしようとなりました。そこからは関係者にとにかく電話しましたね。『大丈夫ですか? できますか?』って」

――急な日程変更で、特に大変だったことは?

「やはり始球式をする予定だった原田泰造さん(ドラマ「サ道2021」で主人公・ナカタアツロウ役)ですね。それが一番初めに来ました。スケジュールの調整ができなくなり、『どうしよう?』とサ道のスタッフに相談したら、偶然さん役の三宅弘城さんがたまたま空いていると」

――まさに偶然!

「ここで偶然さんになるのかと(笑)。もちろん、今でこそ笑って話せますけど、誰も決まらなかったら、どうしようかと思っていました。代役はミロにするか? 蒸しZにするか?……でも、七転び八起きじゃないですけど、転んでもただでは起きないのがフロンターレらしさ。これをマイナスと捉えるのではなく、三宅さんの出し方も考えて、これも『偶然! 偶然!』と発表しました」

――三宅さんの始球式も楽しみですが、試合前は「スペシャル選手紹介」もあるそうですね。

【次ページ】 接触機会が限られても協力をしながら

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