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「ケンゴさんは素晴らし過ぎ…でも元はと言えば」 J1川崎が「おフロんた~れ」に続いて<ドラマ「サ道」>とコラボしたワケ
posted2021/09/29 11:02
text by
いしかわごうGo Ishikawa
photograph by
Kawasaki Frontale
等々力陸上競技場のホームゲーム3連戦。
9月29日のヴィッセル神戸戦では、「かわさき水まつり」と銘打った「水」に関連する新イベントを開催する。
川崎の水道給水100周年記念事業である他、テレビ東京で人気を博したサウナドラマ「サ道2021」とコラボ展開した「フサ道ランド」など、とにかく水にまつわる催しが盛りだくさんだ。選手たちは今シーズンのリミテッドユニフォーム(水ユニフォーム)を着用してゲームに臨む。
感染予防対策を徹底して実施するとはいえ、平日ゲームでこの規模のイベントは異例の試みでもある。一体、どんな新イベントなのか。タウンコミュニケーション部の佐藤弘平さんに狙いと展望を聞いてみた。
構想1年半、「おフロんた~れ」の活動とともに
――「かわさき水まつり」は、いつぐらいから構想していたんですか。
「1年半ぐらい、コロナ禍になる前からですね。もともと川崎市水道局の給水開始100周年記念事業をやりましょう、というのはありました。その前からお風呂やサウナのイベントは考えていましたし、そこに水道100周年が加わって、じゃあ、水まつりということで構想が固まりました」
――川崎フロンターレといえば、もともと「お風呂」のイメージは強いと思います。川崎浴場組合連合会と組んで「おフロんた~れ」の活動を続けてきました。
「そうですね。浴場組合との関わりもありましたし、その上で新しい展開をしたいというのがありました。サ道さんとのコラボなど幹の部分は決まってましたけど、そこを軸にサウナ施設とのコラボ展開など細かいところが決まったのは、この1年ぐらいです」
だいたい「……えっ?」って言われます(笑)。
――「サウナ&カプセルホテル北欧」や「マルシンスパ笹塚」などの有名サウナ施設とのコラボも驚きました。サッカークラブからのオファーに驚かれたのでは?