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FAで巨人3年目・丸佳浩の復活が阪神追撃の起爆剤 大谷翔平の同僚「トラウトのように」貢献度が特大なワケ【週刊セパ記録】 

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広尾晃

広尾晃Kou Hiroo

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posted2021/06/29 11:20

FAで巨人3年目・丸佳浩の復活が阪神追撃の起爆剤 大谷翔平の同僚「トラウトのように」貢献度が特大なワケ【週刊セパ記録】<Number Web> photograph by Kyodo News

金沢でのDeNA戦で2本塁打を放ち「マルポーズ」。丸佳浩の復調は巨人にとって阪神追撃に大きな力となる

 楽天の則本は25日のソフトバンク戦で1安打完投勝利。西武の松本は8回を零封に抑えた。

 オリックスの山本は6月25日の西武戦で7回零封と好投したものの、後続が打たれて勝ちが付かなかった。同じオリックスのK-鈴木は、救援で3試合5回を投げて自責点0。160km/h近い剛速球のロングリリーフとして信頼を集めている。

 救援では楽天、松井裕樹が3セーブ、オリックスの村西良太、張奕が2ホールド。張奕は先発で失敗したが中継ぎで貢献している。

打率.444、3本塁打、8打点と大当たりだった丸

〇セ・リーグ
打撃
丸佳浩(巨)18打8安3本8点 率.444 RC7.95
坂倉将吾(広)24打12安1本3点 率.500 RC7.70
桑原将志(De)22打8安2本4点 率.364 RC6.41
近本光司(神)25打11安2盗 率.440 RC5.84
山田哲人(ヤ)22打8安1本4点 率.364 RC5.17

 後述するが、6月18日に二軍から復帰した巨人の丸が引き続き好調。広島の坂倉は本来捕手だが、打力を活かして一塁も守り今週は打率5割と当たっていた。

 DeNAの桑原は6月27日の阪神戦で安打、本塁打、三塁打を放ち、あと二塁打が出ればサイクルヒットの活躍だった。ロッテから中日に移籍した加藤翔平は今週4盗塁。2番、6番、7番で起用されている中で機動力で存在感を示している。

投手
青柳晃洋(神)1登1勝 7回 率0.00 PR2.55
ガンケル(神)1登1勝 7回 率0.00 PR2.55
西勇輝(神)1登1敗 8回 率1.13 PR1.91
森下暢仁(広)1登 8回 率1.13 PR1.91
伊藤将司(神)1登 5回 率0.00 PR1.82
濱口遥大(De)1登1勝 5回 率0.00 PR1.82
コルニエル(広)3登 5回 率0.00 PR1.82

 阪神は先発投手陣が好調、青柳、ガンケルが7回零封、西は25日のDeNA戦で8回自責点1だが味方の援護なく敗戦投手に。伊藤将も5回零封ながら勝ち星なしだった。

 広島の森下も6月27日の中日戦で8回自責点1ながら援護点なく勝敗つかず。同じくコルニエルは救援で3試合、5回を投げて自責点0の好投を見せた。救援では巨人のビエイラ、DeNA三嶋一輝、ヤクルトのマクガフが2セーブを挙げている。

巨人FA組が「規定打席未達」になった時期を調べると

★今週の“ピカいち” FA移籍3年目、戦列に踏みとどまった丸佳浩★

 巨人にFA移籍した主要な打者が初めて規定打席未達になった年数を一覧にした。

1993年中日から 落合博満 ※
1994年ヤクルトから 広沢克己 2年目
1996年西武から 清原和博 3年目
1999年広島から 江藤智 4年目
2006年日本ハムから 小笠原道大 5年目
2011年横浜から 村田修一 4年目
2013年西武から 片岡治大 2年目
2016年日本ハムから 陽岱鋼 1度も規定打席に達せず
※落合は3年在籍ですべて規定打席到達

【次ページ】 巨人入団後初めて登録抹消された

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