首都圏の大学に先発投手が集中も…大野雄大の偉大さとは？ プロ野球・出身大学別成績ランキング【投手編／2020年】

　高校・大学出身別の2020年成績、最後は大学出身投手のランキングを見ていこう。昨年、NPBで日本の大学出身の投手は203人いた。まずは投手数の大学別ランキングから。【】カッコ内は所属リーグ、（）カッコ内は一軍成績のある投手である。

早稲田大【東京六】9人（7人）
明治大【東京六】8人（8人）
亜細亜大【東都】7人（7人）
東海大【首都】6人（5人）
創価大【東京新】6人（3人）
中央大【東都】5人（5人）
大阪商大【関西六】5人（3人）
東農大北海道【北海道】5人（3人）
横浜商大【神奈川】4人（4人）
駒沢大【東都】4人（4人）
日体大【首都】4人（4人）
九州共立大【福岡六】4人（4人）
青学大【東都】4人（4人）
日本大【東都】4人（4人）
東洋大【東都】4人（3人）
大体大【阪神】4人（3人）

　現役投手が4人以上いる大学は16校あるが、このうち11校が東京都内の大学リーグ所属。打者もそうだが、投手も首都圏への一極集中が見られる。在籍投手数では早稲田大が9人で1位となっているが、一軍成績のある投手数では明治大が8人で1位だ。

野村祐輔も森下と同じく明大→広島の経歴だ©Miki Fukano

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＜勝利数ランキング＞
明治大【東京六】31勝24敗
　森下暢仁（広）10勝3敗、野村祐輔（広）6勝3敗、柳裕也（中）6勝7敗
早稲田大【東京六】26勝23敗
　和田毅（ソ）8勝1敗、有原航平（日）8勝9敗
亜細亜大【東都】25勝23敗
　東浜巨（ソ）9勝2敗、九里亜蓮（広）8勝6敗
創価大【東京新】21勝11敗
　石川柊太（ソ）11勝3敗、小川泰弘（ヤ）10勝8敗
日体大【首都】18勝20敗
　大貫晋一（De）10勝6敗、松本航（西）6勝7敗
東海大【首都】17勝3敗
　菅野智之（巨）14勝2敗、中川皓太（巨）2勝1敗
中央大【東都】16勝9敗
　美馬学（ロ）10勝4敗、鍵谷陽平（巨）3勝1敗
日本大【東都】12勝6敗
　森脇亮介（西）7勝1敗、弓削隼人（楽）3勝2敗
佛教大【京滋】11勝6敗
　大野雄大（中）11勝6敗
慶應義塾大【東京六】9勝3敗
　福谷浩司（中）8勝2敗、津留崎大成（楽）1勝1敗

　昨年、新人王に輝いた広島、森下の台頭で、明治大が1位に。先輩の野村祐輔、柳裕也もローテーション投手だが、負けてはいられないだろう。

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