レオナルド　代わりにフロレンツィを獲得したが、彼はムニエより劣っているのか？　チアゴ・シウバのリーダーシップはマルキーニョスに受け継がれた。当然の継承で、中央DFにおけるマルキーニョスの役割は計り知れない。

――彼は中盤よりもDFでプレーする方がいいのでは……。

レオナルド　君が言い出したことだろう（微笑）。まあ僕も同じ思いだが。カバーニに関しては、PSGでの彼の物語が終わったことを本人が自覚していた。だからイカルディとキーンを獲得したわけで、ひとつのサイクルの問題だった。去年の夏に何人かの選手がサイクルを終えた。みなそれを理解している。

――チェルシーに移籍する直前に、あなたを非難したチアゴ・シウバもそこは同じですか？

レオナルド　チアゴは僕がミランの幹部だったとき（2008年12月）にフルミネンセから呼んだ。数カ月後に僕は監督になり、彼はネスタとともにDFの中心になった。その後また僕がPSGに呼び（2012年7月）、彼は世界最高のDFのひとりという評価を得た。そこからもわかるように、僕は彼のキャリアを他の誰よりも称賛している。だがそれでも終わりのときはやってくる。昨季は僕の気に入らない何かが起こった。それについては話し合ったから、彼もよくわかっている。

PSGより優れた、目を見張るべきチームはない

――ヨーロッパを見渡したとき、PSGよりも優れているチームはどこですか？

レオナルド　正直に言って目を見張るチームはどこにもない。まあ僕らが……。僕らはこれからも強さを見せつける自信がある。そしてCLに勝ったチームが、この奇妙なコロナ禍のシーズンを最もうまく乗り切り、然るべきときにトップフォームを維持したことになる。

――ジョークで始まったインタビューはジョークで締めましょう。PSGが5月のCL決勝で勝つチャンスと、ネイマール−ムバッペを今後3年間保持し続ける可能性とでは、どちらが高いでしょうか？

レオナルド　ふたつともその過程にある。本当だ。僕らには大いなる可能性と野心がある。

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