プロ1年目に感じたこと

増田　1年目で感じたことで言えば、最初分からないことだらけのなか、佐藤（賢次）ヘッドコーチやアシスタントコーチに「まずはルーキーなんだから思いっきりプレーしろ」と言われたのは今も心に置いている。フレッシュにエナジーを出すっていうのは心掛けていることですね。

三笘　1年目のシーズンを終えて感じたのは、同じポジションの人と競っていくので自分をどれだけ信じられるか、自分の能力を疑わずに練習を積んでいけるかが大事だということ。憲剛さんは早くからクラブハウスに来て準備をしていたし、そういうところで人との差をつけていくというか、確固たる信念と継続性を持って取り組むことが大事なんだなって思いました。

増田　そうだね。ブレイブサンダースも全体練習後に辻（直人）さん、（篠山）竜青さん、ニック（・ファジーカス）含めてみんなシューティングをしているし、練習で100％を出して競い合えるかが大事だなって感じることができました。同じポジションの先輩たちもライバル。そこをしっかり意識しながら常に100％でやらないといけない。

三笘　バスケもサッカーも一緒なのかもしれない。一人ひとりの高い向上心が掛け合わさるって感じ。ライバル意識も強いし、練習の質も高いので毎回の練習でベストを尽くさないと、ポジションを獲れない。獲ったとしてもすぐに奪われてしまう。そういったところで日々100％やれているからこそ、自分自身は成長できているんじゃないかなって思います。

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