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プロ野球外国人選手の60%弱が来日できず… 1人もキャンプに参加していない球団はどこ?【救済策は必要か】
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byKyodo News
posted2021/02/16 11:01
早々に合流している阪神のマルテ(左)とサンズ。節分時に“豆まき写真”に応じてくれるなどサービス精神旺盛だ
巨人は期待の新加入2人がまだ来日せず
◇セントラル・リーグ
<読売ジャイアンツ>
【投手】
〇ルビー・デラロサ、〇エンジェル・サンチェス、〇C.C.メルセデス、〇チアゴ・ビエイラ
【内野手】
〇ゼラス・ウィーラー、※ジャスティン・スモーク(新加入)、※エスタミー・ウレーニャ
【外野手】
※エリック・テームズ(新加入)
<阪神タイガース>
【投手】
〇チェン・ウェイン(ロッテから移籍)、〇ジョン・エドワーズ、〇ジョー・ガンケル、〇ロベルト・スアレス、※ラウル・アルカンタラ(新加入)
【内野手】
〇ジェフリー・マルテ
【外野手】
〇ジェリー・サンズ、※メル・ロハス・ジュニア(新加入)
<中日ドラゴンズ>
【投手】
○ジャリエル・ロドリゲス、※ランディ・ロサリオ(新加入)、※ライデル・マルティネス
【捕手】
※アリエル・マルティネス
【内野手】
〇ダヤン・ビシエド、※ルーク・ワカマツ(育成/新加入)
【外野手】
※マイク・ガーバー(新加入)
<横浜DeNAベイスターズ>
【投手】
※フェルナンド・ロメロ(新加入)、※マイケル・ピープルズ、※エドウィン・エスコバー、※ケビン・シャッケルフォード(育成/新加入)、※レミー・コルデロ(育成)、※ジョフレック・ディアス(育成)、※スターリン・コルデロ(育成/新加入)
【内野手】
※ネフタリ・ソト、※フランディー・デラロサ(育成)
【外野手】
※タイラー・オースティン
<広島東洋カープ>
【投手】
〇テイラー・スコット、〇ヘロニモ・フランスア、〇ロベルト・コルニエル(育成)、※カイル・バード(新加入)、※ドビーダス・ネバラスカス(新加入)
【内野手】
〇ケビン・クロン(新加入)、〇アレハンドロ・メヒア
<東京ヤクルトスワローズ>
【投手】
〇スコット・マクガフ、〇アルバート・スアレス、※サイスニード(新加入)
【内野手】
※ホセ・オスナ(新加入)
【外野手】
※ドミンゴ・サンタナ(新加入)
6割弱の外国人選手がまだ来日できず
今季の外国人選手は83人、うち58%にあたる48人が来日していない。来日しているのは35人。また来日していても、隔離期間中のために宿泊施設や自宅で待機になっている選手もいる。なかには中日のように球団の判断で、緊急事態宣言後まで来日させていない選手もいる。
すでにNPBでのキャリアがある選手は育成も含めて63人。このうち来日しているのは34人、新加入の26人のうち来日しているのは2人だ。
これは契約した時期によるところが大きいと思われる。早めに契約、契約継続が決まった選手は来日しているケースもあるが、ぎりぎりまで契約が決まらなかった選手は、母国の感染状況によっては出国できていないのだ。