酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
プロ野球選手の出身地別盗塁数(2020年)を日本地図にすると… なぜ群馬が3位に急浮上するのか
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byKou Hiroo
posted2021/02/03 11:02
セ・リーグ2年連続盗塁王の近本光司は、兵庫県出身だ
1米国・19盗塁(0.6盗塁)
スパンジェンバーグ(西)12盗塁、ウィーラー(巨)3盗塁
2キューバ・12盗塁(1.3盗塁)
マーティン(ロ)7盗塁、ビシエド(中)3盗塁
3ベネズエラ・8盗塁(0.8盗塁)
エスコバー(ヤ)6盗塁、ピレラ(広)2盗塁
4ドミニカ共和国・6盗塁(0.4盗塁)
モタ(巨)、マルテ(神)ら1盗塁
5台湾・3盗塁(0.3盗塁)
呉念庭(西)2盗塁、陽岱鋼(巨)1盗塁
6メキシコ・1盗塁(1盗塁)
ビヤヌエバ(日)1盗塁
7米領バージン諸島・1盗塁(1盗塁)
ブラッシュ(楽)1盗塁
MLBではセイバーメトリクスの普及とともに盗塁はリスクの高い戦法として敬遠されるようになった。それもあってか日本に来る外国人選手も盗塁を武器にする選手は少ない。
そんな中では米国のスパンジェンバーグは12盗塁。昨年のパの三塁打王でもあり、足も魅力だ。三振がやたら多く、出入りの大きい選手ではあるが、見どころが多い。
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盗塁は、チーム方針とも関連している。個人の意志だけで増やすことができるとは限らないが、走り屋がいると試合は緊張感のあるものになる。
今年も各都道府県から若い走り屋が登場することを期待したい。